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新任教師✨(〜3年目頃まで)におすすめの本📖(実体験から5冊厳選しました)

今回は、
来年度から教員になられる学生さん✨〜3年目頃までの先生🧑‍🏫におすすめの書籍を5冊厳選してご紹介します📖


厳選基準

ここでは、授業づくりに関する書籍は省いています
理由は、授業に関する事柄は、大学時代にある程度教わっている(はず)だからです✐

私が初任者として小学校に勤務した際、
もっと早く、大学時代に教えといてよ〜😭
と感じたことが多々ありました。

そんな私が読んで
「もっと早く教えてほしかった!」
と思った本を5冊厳選して紹介します!



指示の技術 〈土居 正博〉

学校現場で最もよく使う言語は、指示です。発問ではありません。
休み時間や給食、掃除、移動など教師は常に指示を出し続けています。
教材研究などでは、どう発問するかで議論になることが多く、私も大学時代から発問については研究していました。しかし、その発問を成立させるためにはまず、適切な指示が出せることが前提ということに、働いてから気付かされました。

相談員として学校へ訪問し観察させていただいたくと、担任の先生の指示が曖昧になり、子どもがうまく動けておらず、全体的に落ち着きがない(ザワザワした)学級を見ることがあります。

逆に、担任の先生が子どもにとってわかりやすく的確な指示を出されているのに荒れている学級を、私は見たことがありません。

学級経営においても、授業においてもこの「指示の技術」は大変重要です。

もっと早く教えてくれていたら、初任の時もっとうまく学級作りや授業ができたのに…

と過去の私のようにならないためにも、第一に手に取って呼んでいただきたい書籍です。

『指示のコツは、指示をなくしていくこと』!?

どゆこと!?

と思った方は、読んでから考えましょう😄

こちらの記事もよければご覧ください↓



発達障害の子どもの心と行動がわかる本 〈田中 康雄〉

8.8%

最近話題になった数値、見覚えありませんか。

通常学級に在籍で、学習や生活で何らかの困難を示し、支援を必要とする児童生徒の割合です。(文科省調査)

初任者は、特別支援学級の担任になることは少ないですが、
通常学級にも支援を要する児童生徒は必ずいます

私が初めて特別支援学級担任になった時に読みました。

☆それぞれの行動とその背景にある心がわかりやすく紹介されている。

☆ ASD、ADHD、LDなど発達障害についての解説が イラスト・図解つきで 非常にわかりやすい。

☆ それぞれの特性に応じた、適切な関わり方を 学べる。

などの理由からお勧めします。

以下の記事も参考にしていただけると嬉しいです!



説明の技術 〈土居 正博〉

こちらも土居先生の書籍です。
説明にフォーカスを当てて、具体的にわかりやすく紹介されています。

指示する力と共に、説明する力は、授業力や学級経営力に直結します。

教師の説明力を高めることは
児童生徒の説明力を高めることにもつながります。

説明する際のポイントを教師が明確にもっておくことで
児童生徒に説明させるときにも的確なアドバイスができる
ようになっていきますよ。

説明する力はSocity5.0時代を生きていく子どもたちにとって、とても大切な力の一つです。



さる先生の「全部やろう」はバカやろう」〈坂本 良晶〉

Twitterで有名になった坂本良晶先生の初の単著です。

私は初任者のとき、朝7時〜21時頃まで勤務し精神が崩壊する寸前でした…  
教師3年目の時に読み、その後仕事に関する考え方が大きく変わり始め、徐々に自分の時間が確保できるようになりました。
そのおかげで、こうしてブログを書く時間を確保できていると言っても過言ではありません。

教師の仕事は終わりがありません
全ての仕事を全力で行っていては
時間はいくらあっても足りません(経験者は語る)

これから教師になる方や、夜遅くまで勤務してしまっている方にはぜひ一度読んでいただきたい書籍です。

教師が健康でなければ、良い指導はできません

その他の坂本良晶先生の書籍も載せておきますね📖



クラス全員がひとつになる学級ゲーム&アクティビティ100 (ナツメ社教育書ブックス)

学級担任になって初めの授業は何でしょう?

教科学習 ではなく
特別活動・学級活動です!

学年主任の先生から
「初日の3時間目は、学活で学級開きね。」
と当たり前のように言われました。

え!?何すんの?😅

そんな時に、非常に頼りになった書籍です。
学級が新しく編成され、何となく緊張感がある時にお勧めのアクティビティ(アイスブレイキング)や、
ある程度の関係性ができてきた学級で繋がりを強化するアクティビティなど、段階に応じて紹介されているので、とても参考になりますよ。

私の勤務する初任者の先生(小2担任)に紹介すると、
「ジップザップをクラスでしたら、めっちゃ盛り上がりました!」
と喜んでいただけました。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

若い先生方が、ワークライフバランスを保ちながら
充実した教師生活を
送ってくれることを願っています。

いつも、記事を読んでくださる皆さま本当にありがとうございます。スキ・フォローとても励みになっています。今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします。



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