芸術の秋
10月に入って、やっと秋らしくなってきた。
外出の予定がなかった昨年と打って変わって、今年の秋は予定が盛りだくさん。
お出かけのマークで埋まり始めたスケジュール帳をながめながら、何を着ていこうかと悩んだり、何を食べようかと考えたり、やばいやばいと腹筋をしてみたり、忙しい毎日。
休みの日は遅い朝ごはんを食べて、食後のコーヒーを味わいながらnoteの旅をゆっくりと楽しむのが日課だけど、秋晴れの気持ちいい朝はどこかへ旅に出たい気分になってくる。
そんな食後のひととき、noteを開いて目に飛び込んで来たのは、お友達のカニさんのこのカラフルな見出し画像。
娘ふたりとの東京散歩の様子を綴ったnoteで、東京都現代美術館で行われている、デイビッド・ホックニー展に行った時のことが書かれていた。
たくさんの写真を見て、色彩豊かなこの大作を自分の目で見てみたくなってしまい、ウズウズ。
寝ていた息子を叩き起して、芸術の秋しに行こうよ!と誘ってみた。
デイビッド・ホックニー展
東京都現代美術館は、清澄白河駅から徒歩10分程のところにある。
清澄白河駅に降りるのはこれが初めて。
どんな街なのか、下調べもせずに出かけたけれど、我が家から40分くらいで無事到着。
オシャレなカフェがあるらしいけど、次男はキラキラした場所が苦手なので、今回はカフェは諦めて、芸術鑑賞のみすることで交渉成立!
ナビを見ながらテクテクと歩くこと、10分ほどで突然ドーンとお大きな建物が現れた。
前日までに買うと、ペアチケットか買える。
当日思いつきで出掛けたので、急いで当日券を買おうと中に入ると、長蛇の列が出来ていた。
外国人の姿もちらほら。
「並んでる人がみんな芸術家に見える」と私が言うと、そんな事ないじゃんと息子に笑われた。
気後れしながら列に並び、チケット売り場で全ての展示が見られるチケットを購入。
学生は割引があるので、当日券でもお得。
早速、3階のデイビッド・ホックニー展からスタート❗️
3階の展示スペースでは、ホックニーの初期の作品から、iPadを使った作品、写真と融合させた最近の作品まで、広い会場に大小様々な作品が展示されていた。ここは撮影NG。
1937年、イギリスに産まれたホックニーは、16歳から美術を学び、イギリス王立美術学校を卒業後今に至るまで、60年以上にわたり、絵画、版画、写真、映像など作品は多岐にわたり、現在もご存命だ。現在は86歳。
1階の展示スペースでは、真っ赤な壁のスペースの四面に大きな作品が並ぶ。
こちらは撮影OKの場所。
これは2011年に完成した作品。iPadドローイングの作品は51点中12点を展示。
2019年、フランス北西部のノルマンディーに拠点を移した後、コロナ禍に制作された四季の移り変わりを表現した作品は本当に圧巻だった。
息子とふたり、どの絵が好きだったか言い合いながら、ショップでポストカードを選んだのも、とても楽しかった。
ノルマンディーの12ヶ月はカレンダーがあったので迷わす選択。
ふたりともプールの絵を一番に選び、息子はホテルの遠近法で描かれた作品が気に入ってそれを購入。プールの作品はTシャツもあったのて、調子に乗ってそれまで買った(笑)
東京都現代美術館での展示は11/5まで。
お近くの方は是非足を運んでください。食欲の秋もいいけど、芸術の秋もお腹いっぱいになりますよ✨️
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