マガジンのカバー画像

【短編小説】公園の海に、ボートをうかべて

3
いつもの帰り道の公園が、突然海になっていた。 家族の待つ家に、なんとなく足が向かなくなってしまった夜。 不思議な夜の公園に迷い込んだ恭介は、公園の海に漕ぎ出した…。
運営しているクリエイター

記事一覧

【短編小説】公園の海に、ボートをうかべて 後編

数時間前の恭介には、今の自分が想像できただろうか? 見知らぬおじいさんと猫と一緒に、公園…

倉田そら
1年前
10

【短編小説】公園の海に、ボートをうかべて  中編

公園の中は「海」だった。 恭介は今までの人生で、こんなに驚いたことは無かった。 人間はあ…

倉田そら
1年前
14

【短編小説】公園の海に、ボートをうかべて 前編 

すぐ向こうに見える住宅や道路は、いつもと何の変わりも無かった。公園の中だけが箱庭のように…

倉田そら
1年前
14