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「それはきっと必要ない」を読んで

「それはきっと必要ない」
印南敦史





☆印象に残ったページ
◯そこに書かれていた内容
→そこから思ったこと感じたこと





☆第1章 p22
「2ページ以上の資料」は必要ない

◯シンプル、簡単、無駄がないの基本が大切。真面目で誠実な人ほど、細かく手の込んだ資料をつくってしまいがち


→わかる。
仕事のとき、ローテーションで毎月報告書を他の人の机上に置くが、
有能な人ほどA4一枚で簡潔にまとめていた。
頭がいいんだろうけど、研究熱心な同僚が、
裏表3枚くらい、専門用語びっしりに書いた報告書(ホッチキス留め)を置いているときは、到底読める気にならなかった。
「大切なのは核心を伝えること、そのためにな内容をなるべくシンプルにする必要がある。」




☆第2 章 p48
「させていただきます」は必要ない

◯過剰な、へりくだりが気になる。
なるべくシンプルな言葉を使いたい。

→コンビニや、外食のお店などで
敬語の使い方が気になることがあるので共感。同時にへり下りすぎて変な日本語になっていないか、自分自身の日頃の言葉遣いも気をつけようと思った。




☆p65
「メモをとる習慣」は必要だ

◯塚本亮さんの「24時間メモ」を例に
メモのメリットが示されていた
1.あとから見なおすことができる
2.書くことで覚えられる
3.証拠が残る
4.気持ちが楽になる

→共感!しかし、3については
夫の愚痴まで、つらつら書いている私のノートはまさに証拠を残してしまっているため、保管の仕方を考えなければ!



☆p80
「学歴高め」は必要ない

◯仕事を依頼された際「偏差値低め」というフレーズを何度も使う方がいたという話。
違和感をもちながらも対応したという経緯が書かれていた。

→私も日々の生活の中で、失礼な言葉を無意識に発していないか、潜在意識の中で学力を重視しているようなことはないか、考えさせられた。それと共に、最近読んだ茂木さんの
「頭は『本の読み方』で磨かれる」という本の中にも、学歴の良さと地頭の良さはまったく別物だという話を思い出して共通点があるように感じた。







第3章
☆p90
「まとめサイト」は必要ない

◯娘さんがまとめサイトを読んでいる様子をみて、根拠なく自分勝手にまとめあげられた文章に、子どもが触れることもあるということを危惧している印南さんの気持ちに共感。

→出典はどこなのか、その編集された文章にはチェックが入っているのかということにも注目したい。




☆p113
「図書館」は必要だ

◯図書館のよさ
1.無料で利用できる
2.いろいろなジャンルの本が読める
3.無料で借りられる
4.時間を潰せる

活用ステップ
1.書架案内図をチェック
2.ゆっくり歩いてみる
3.持ち帰って読む
4.取捨選択する


→さっそく図書館に行ってみたいと思った。





第4章
☆p120
「スマホ依存」は必要ない

◯スマホの画面を覗き込むことで、思考停止状態になっている。必要な情報を自分から取りに行っているようで、実は提示されたものの中から、なんとなく選んでいるにすぎないから、主体性が失われている。
考えているようで考えていないので、いつまでたっても同じムダを繰り返すことになる。

→携帯をいじりながら、
人生の全体時間に換算すると
自分は一体どのくらいスマホを眺めているだろうと怖くなった。
自分の時間を大切にして、自分の気持ちと向き合う時間や、本をじっくり読んで考えを深める時間を増やしていきたい。




第5章
☆p172
「ミニマリズム」は必要ない

◯人間である以上、なにひとつモノが増えず、景色も変わらないような部屋で80歳まで生活し続けることは不可能だ。
「これだけは処分できない」と思えるものがどれくらいあるのなとことん考え、少しでも「なくてもらいいかな」の感じたものは、積極的に捨てていく。


→いま流行りのミニマリズムについて、否定するのではなく、勘違いせずに生活に取り入れたいということが書かれていた。



☆p177
「きのうと同じきょうを過ごすこと」は必要だ

◯身の丈に合った生き方がいちばん自然で、そして意義のあることだ
普通に、そして誠実に、きのうと同じきょうを過ごし、あしたもまた誠実に生きる。
その繰り返しができることが、なにより大切で、それができる人こそが誰よりも強い。


【全体の感想】
普段の自分の生活を見つめ直しながら読み進められる本だった。

短めの文章で構成されているので
テーマごとに読みやすかった!!

たくさん文章を書いている人だから気難しいのかと思えば、やはり誰にでも分かりやすい文章で書かれていて、こう言う人がプロなんだなぁーなんて考えながら読んでいた。

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