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「40歳の壁をスルっと越える人生戦略」を読んで
「40歳の壁をスルっと越える人生戦略」
尾石 晴 Discover
●すべてのアラフォーにとって「40歳の壁」は立ちはだかる、大事な人生のターニングポイント
「主体的に どうやって
人生の後半戦を生きるか」について考える本
●まだこれからの道を選び直すことができるかもという期待と
選んで失敗する積み上げてきたものが消えてしまうのではなかという不安
の二つがある
小1の壁
保育→学業への移行
小4の壁
学童の利用が終わる時期
小学生の宿題は
子どもがどこまでできているかを大人が継続的に観察する必要がある
お世話飲みで良かった保育園時代とは異なり、心のケアも必要になってくる
毎日8時間以上職場にいる必要があり、
働き方が固定されていることが
晴さんにとって一番の問題だった
●自分業を見つけるためには
①お金
生涯現役ではたらく
②つながり
③健康
の3つが大切とのこと
●みんなの正解
○親や先生から褒められることをする
○偏差値は1でも高い学校を目指す
○就職は大手企業
○一度やり始めたこと(習い事や部活)は継続する
みんなの正解から私の正解へ変えていく
↑どうやって見つけるか
◯偏愛(推しでもOK)を感じるもの
◯今まで時間とお金をつかってきたことの棚おろし
◯これまで体験した役割でしっくりきたもの
●仕事は金銭的報酬だけではない
精神的報酬
技能的報酬
金銭的報酬
信頼的報酬
貢献的報酬
●何かを考える
言葉にする
外に出す(話す、書く)
●目的と目標を考える
目的を達成するための目標
目標はフラッグみたいなもの
変更してもいい
●仕事や学び
やっていることの深さのレベル
関わる人が多すぎると、人間関係のストレスやコミュニケーションコストがかかる
しかし、いろいろな人に会う機会を意識的につくることが大切
人間関係を選べる分
快適な人とばかり一緒にいないかを
常に自分に問うてみることが必要だ。
ストレッチゾーンにいる人と関わる
◯コミュニケーションスタイルを多方面に合わせる
◯相手のレベルに合うような知識を習得する
◯視座を上げる会話に必死についていく
●人間が変わる方法(大前研一)
①時間配分をかえる
②住む場所をかえる
③付き合う人をかえる
【感想】
☆「みんなの正解」の4項目は全て共感。私もそれが正しいと思ってとくに学生時代は過ごしていたなぁと感じた。
「わたしの正解」のところでは
齋藤孝さんの偏愛マップを思い出した!
あれは楽しいと思うもの、とにかく自分が好きなもの心ときめくものをつないで書いていく作業。一度書籍を読んで書き出したことがあるけれど、もう一回やってみたいと思った。
それと少し関わって、香村薫さんがVoicyで中学3年生のお子さんが卓球に熱中していることについて話していた回を思い出した。
コメントで、「中学3年生なので、受験について気にならないか?」という内容に
「全然気にならない。周りには良いとされる大学を出ている人もいるけれど、どちらかというと学校や学歴関係なく、自分の好きなことを仕事にしたり、好きなことを広げていったりして今活躍している人がたくさんいるから、子どもにも、好きなことを思う存分楽しんで欲しいと思う。」といった内容を話されていてとても感動した。
この本でいう「わたしの正解」と似ていると思う。
私も、娘に(受験期になった時)同じような気持ちをもって接することができるのかな?と考えさせられた。
報酬の種類について
タレントの紗栄子さんを思い出した。
紗栄子さんはもう十分お金があるだろうけど
いろんな事業を進めたり、ボランティア活動をしたりして本当にバイタリティに溢れているなぁ思う
最初はお金持ちで
私とは別の世界に住んでいる人
というイメージしかなかったけれど
有名人だからこその悩みもいっぱいあったと思うし、彼女は自分の知名度を良い方法で利用している。
震災や災害が起きた時に
大人数に呼びかけて
物資を集めて
適切なタイミング、適切な方法で
被災地に配給している。
たくさんお金があっても、
やろうと思っても
みんなができることでは無いと思う。
紗栄子さんは金銭的報酬以外のもの
(信頼的報酬、貢献的報酬、精神的報酬)
を得ていると思う。
「ストレッチゾーンにいる人と関わる大切さ
」についての話がとても共感した。
成毛眞さんや
齋藤孝さんも
似たようなことを書籍で述べていたなぁと思い出した!!
成毛さんはかなりの読書家
読む本は、自分が好きな分野、興味のある分野だけでなくて、
自分が苦手な分野も目にするように意識しているとのことだ。
齋藤孝さんの読み聞かせについての本でも、似たようなことが書かれていた。
子どもに読む本は、どうしても親の趣味や好きな分野に偏りがちだけれど、
できればさまざまな分野を満遍なく選ぶのが良いとのことだった。何かのきっかけに触れた知識や情報が、その後つながったり、何かのきっかけになることだってある。
大人だけでなく子どもも
視野を広げてものごとに向き合う方が良い。