ソラジマ新カルチャー「カルチャーバリュー」アップデートの過程
この記事では、ソラジマの新しいカルチャーバリューについてまとめています。
ソラジマはこれまでログラインやミッション、カルチャーを掲げて行動指針としてきました。しかし今回、既存の要素を見直して大規模な刷新を行い、カルチャーバリューとして新たに作り直すことにしました。
なぜ新たなカルチャーバリューを設定する必要があったのか?
カルチャーバリューが完成するまでの過程には誰がどのように関わったのか?
新しいカルチャーバリューによってソラジマはどう変わるのか?
これらを記事中で全て取り上げているので、ソラジマの新カルチャー「カルチャーバリュー」について興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
ソラジマはカルチャーバリューをアップデートしました
2023年3月、ソラジマはカルチャーをアップデート。新たに追加された5つのカルチャーバリューでは、ソラジマという会社の
WHY(なぜやるのか?)
WHAT(何をやるのか?)
HOW(どうやるのか?)
を定義したものになっています。
カルチャーバリューは、ソラジマという会社と、そしてソラジマに関わる全てのメンバーがあるべき姿を示すものです。そして、会社とメンバーが「ソラジマらしさ」を形作るために取るべき行動の指針でもあります。
カルチャーバリューをアップデートした理由
今回、ソラジマがカルチャーバリューをアップデートするという大きな決断を下したのは、今後のソラジマの成長に必要不可欠だと判断したためです。
2019年の設立以来、ソラジマは目を見張るほどのスピードで成長を遂げてきました。その成長を支えてきたのはメンバーの尽力であり、そしてメンバーに浸透し行動指針となってきたログラインやミッション、カルチャーの存在もまた大きなものです。
しかし、急成長を続けていれば当然、追いつかない箇所も出てきます。特に組織拡大に際してメンバーの数も一気に増えたことで、ソラジマの基盤となる企業風土を今一度見直し、より強固なものとして組み立て直すことは急務となっていました。
そこでログライン、ミッション、カルチャーを見直して、「ソラジマらしさ」をよりわかりやすく、詳細にしたものがカルチャーバリューなのです。
カルチャーバリューの詳細については、「ソラジマのカルチャーバリュー」でまとめていますのでぜひ読んでみてください。
ソラジマの土台となっているカルチャーは変わらない
もちろん、カルチャーをアップデートしたといっても、ソラジマの在り方は変わりません。
新たなカルチャーバリューは、これまでのログライン、ミッション、カルチャーはそのままに、足りない部分を補強しています。つまり、これまでの「ソラジマらしさ」を保ったままでのアップデートであり、純粋な進化なのです。
ソラジマが目指すものは変わりませんし、ソラジマに根付いたカルチャーもこのまま在り続けます。カルチャーバリューは、ソラジマが何を目指しているのか、目標達成のためにメンバーが何を成すべきかを、以前よりも明確に示す道しるべとなっています。
カルチャーがアップデートされていった過程
今回のカルチャーの大幅アップデートは、ソラジマの全メンバーが関わって進められてきました。
もともとは創業者2人で練り上げたログライン、ミッション、カルチャーを、全てのメンバーから意見を募り新たな企業風土とする。そうでなければ、今まさに組織としての岐路に立っているソラジマにおいて、創業者からの想いをメンバーに押しつけるだけになってしまうと考えたためです。
そこでカルチャーバリューが今の形になるまでの過程も、皆さんにお伝えしておきます。
合宿にてソラジマのメンバー全員で意見の出し合い
カルチャーバリューのアップデートにあたっては、まず最初に合宿で全メンバーによる意見交換を行いました。
ソラジマでは定期的に合宿を行い、各自のスキルアップや活発なコミュニケーションを図っているのですが、合宿は全メンバーが集まる貴重な場でもあります。そこで、これまでソラジマが掲げてきたカルチャーやログラインについて、合宿の場で話し合うことにしました。
設立当初のように創業者だけで決めることも可能でしたが、周りのメンバーの声を聞いてフィードバックを受けることがソラジマの文化です。
「Be a Pro」や「Why no Feedback?」といった、これまでに培ってきたカルチャーが浸透しているからこそ、一人ひとりから積極的なレスポンスが出てくるはず。そう信じて意見を求め、メンバーからは様々な声が出ました。
中には既存のログラインやミッションのわかりにくいところ、使いにくいところを指摘する声もありました。創業者だけの視点からでは見えない点、手の届きにくい点もメンバーが補足する形で、ソラジマのあるべき姿、「ソラジマらしさ」について活発な議論ができたのです。
経営チームで新しいカルチャーバリューの基礎作り
合宿で出た数え切れないほどの意見は、経営チームが整理してまとめました。
メンバーから出てきた意見には当然、方向性が近いものや傾向が似ているものなどがあるので、まず取り組んだのはそれらの仕分けです。そして、ある程度の分類を終えたところで、カルチャーバリューの原型となる大きな枠組みを作成しました。
ソラジマがこれまで培ってきたログライン、ミッション、カルチャーはそのままに、何を補うべきか。どんな要素を追加すれば「ソラジマらしさ」がより引き出され、メンバーにとってわかりやすいものとなるか。
そうして考え抜いた結果、元からあったカルチャーを「Core-Culture」、新たに加わったものを「Culture」と整理することになりました。
元々の3つのカルチャーだけでは、ソラジマに根付いている風土全ては表現しきれていない。メンバーがすでに体現している要素を言語化し、明文化すれば、ソラジマにおける行動指針としてよりふさわしいものになるのではないか。
その想いから、カルチャーバリューには8つのカルチャーが盛り込まれたのです。
創業者2人でカルチャーバリューの完成に向けて議論
経営チームがまとめたカルチャーバリューは、創業者である前田と萩原が直接最終チェックを行いました。
カルチャーバリューをアップデートするといっても、これまでにあったソラジマの良さを捨てるわけではありません。既存のログライン、ミッション、カルチャーは間違いなくソラジマを急成長させてきた原動力であり、これからもソラジマを支え続けます。
その軸がブレずにより強固なものになっていることを確認し、カルチャーバリューはほぼ形になりました。
しかし、前田と萩原の中には「まだ何か足りない」という想いがありました。ソラジマが目指すべきもの、そのために必要なことは出揃っているのに、何が足りないのか。そこで行き着いた答えが、ソラジマの「これから」です。
今までひたすらに「利己」を追求して成長してきたソラジマが、さらにレベルアップするための要素。それこそ「利他」であり、他者に与えることである、と考えて最後に追加したのがEpilogueなのです。
質疑応答ディスカッションで内容をさらにブラッシュアップ
前田と萩原が2人で完成形としたカルチャーバリューは、質疑応答ディスカッションで再びソラジマのメンバー全員に共有しました。
質疑応答ディスカッションでは100ページ超のスライドを使い、前田自らカルチャーバリューについて説明しました。なぜこの要素を残したのか、なぜこの項目を追加したのか、なぜこの言葉でなければならないのか。
説明後にはメンバーから質問や改善案、多数のフィードバックが出され、「ソラジマらしさ」の真骨頂ともいえる行程を経てカルチャーバリューは完成しました。
カルチャーバリューでソラジマはさらに加速します
全メンバーが「ソラジマらしさ」とは何かを真剣に悩み、向き合って生まれたカルチャーバリューだからこそ、新たな行動指針としてふさわしいものになりました。
今後、カルチャーバリューによってソラジマの成長はさらに加速していきます。
ソラジマで働く全てのメンバーの声を集めたカルチャーバリューだからこそ、これまで以上に一人ひとりの決断はスピーディかつ的確になるでしょう。なぜなら、「ソラジマらしさ」が集約されたカルチャーバリューが明確な行動指針として存在するからです。
「世界を獲る」ための準備は整いました。目標達成に向け常に全速力で突っ走るソラジマに、ご期待ください。
☁「新カルチャー5つ」動画はこちらから
▼ソラジマ共同代表 Twitter
・前田儒郎:https://twitter.com/juro_maeda
・萩原鼓十郎:https://twitter.com/KJR_HAGI
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