編纂記 #11 ひらがなの形に関する定義(未完成形)
ひらがな、難しすぎでは?
カタカナも。でも、特にひらがなは意味のわからない湾曲の仕方でフォントとしてみれば美しい曲線だが人間が書くひらがなに美しさはその見いだせない。字が汚い、それは言われてもしょうがない。でも、ひながなのここが出てる出てないで議論をするのは馬鹿らしい。もともと筆で描いていたような時代を潜り抜けて発達してきたひらがなは一般的にメモで書かれるようなフラットな手書きの形態もあれば、明朝体すなわち金属活版が元となるものもある。そんな多種多様な形態を持つひらがなを定義したら...、という話だ。
逆に、定義に反していなければどんな字でもあとはその人の字の特性として見過ごしてもいいようになるのではないか。
因みに編纂予定が発表されました。
*画像が無くてわかりにくくてすみません。。
ひらがなの由来表を見るとわかりやすいと思う
■あ行
・あ
由来:安
(漢字からの)変化:ウ冠がフラットになり、5,6画目が結合した
【定義】
1.曲線範囲が横棒に比べて幅が大きい
→女はウ冠の中に入っているが飛び出しているため
2.結合箇所
→これがなければ安になってしまう
3.2画目と3画目が交わる
→由来である安の女の名残を出す
・い
由来:以
変化:それぞれ1,2,3画目と4,5画目を繋げて書いていたが簡略化された
【定義】
1.右の線のほうが長く大きい
→右側は部首である人の一部であるため
2.1画目のハネ
→漢字の2画目を尊重するため、またバランスを取る
3.2つの線の下部は揃える
→以の草書体ではシンプルに省略されたのでフラットな印象を与えるため
・う
由来:宇
変化:ウ冠がフラットになり于の部分が縦に繋げられた
【定義】
1.文字の中央に縦線を引いたとき2画目の起点が一番左にくる
→于の原型がないので最低限のウ冠の尊重
2.2画目のカーブ後の縦っぽい線は于と同じくらいの高さ
→そうでないとただのウ冠になってしまう
3.なし
・え
由来:衣
変化:3,4画目が一画に結合し4,5画目をが一本の線に簡略化された
【定義】
1.2画目のにょろを保つ
→そうしないと漢字の右半分を消滅させてしまう
2.にょろの起点は2画目の起点より少し前に出るか同じくらい
→漢字のバランス的な問題
3.なし
・お
由来:於
変化:方が木へんのように略され右側はεの下に"、"みたいな感じになった
【定義】
1.左下の曲線部は北西の方向に向いてからまるめる
→木へん?の2画目下部のハネと三画目を結合させてシンプルにさせるため
2.3画目のちょんは横棒の真右で東南東に下がる
一応、右側の起点っぽいやつを示すため
3.なし
■か行
・か
由来:加
変化:力はただの草書になって口が極端に簡略化された
【定義】
1.口を最低限示すための1画目があればいい
→そうでないとただの力になってしまう
*角度は問わない
2.なし
3.なし
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