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ケンタロウさんのドライカレー

私の母はとてつもなく料理上手だが、
娘の私はというとそんなことはない。

母は当時、飲食店をやっていて一人で切り盛りしていたので
料理を私に教える暇なんてなかったから。

私が一人暮らしを始めて、困ったのは料理だった。
お米を炊いたりカレーを作ったりすることは出来たけれど
本当に簡単なものしか作れなかった。

そこで出会ったのが
料理家のケンタロウさん(小林ケンタロウさん)の本だった。

材料も作り方もシンプルで、もちろん美味しい。
気取ることも洒落込むこともない「うちのごはん」。
男友達にレシピを教えてもらうような気軽さがあって
気負いなくどんどん作れた。

ケンタロウさんのレシピで作っているものは今でもたくさんある。
お弁当のメニューもケンタロウさんのレシピばかり。

私の料理の先生は間違いなくケンタロウさんだ。

どれも発売日が2000年前後だったからもう20年ぐらい大切にして、事あるごとに引っ張り出す3冊

しかし残念なことにケンタロウさんは2012年にバイク事故で重傷を負い、
現在は治療に専念されていて料理家の活動はお休みされている。

いつかまたあの豪快な笑顔を見られますように。


ケンタロウさん、今日もあなたのレシピでごはんを作りました。

あの「豆のドライカレー」です。
とても美味しく出来たので見てやってください。

私のレシピノートより 
(古すぎて引用元不明。でも正真正銘、小林ケンタロウさんのレシピです)


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