【飲食業界】2月8日ニュース~マクドナルド最高益へ、調布市で63人集団食中毒、
マクドナルド2期ぶり最高益へ 23年12月期、値上げ課題
【解説】
日本マクドナルドホールディングス株式会社は2月8日に、22年12月期の通期決算発表を行いました。既存店売上高は7年連続の前年増で+8.9%、過去最高の7,000億円越えです。原材料の高騰を受けて2度の値上げを実施しましたが、原価を抑えられず、営業利益は前年2%減となりました。それでも営業利益は338億円、営業利益率9.6%と好調である。コロナ禍でも売上を伸ばした「勝ち組」といえますね。
しかし、マクドナルドHDの22~24年の中期計画では営業利益の年平均成長率は3~5%を目標としている為、22年12月期は未達となりました。
その原因として、直営店は21年12月期と比べて材料費が+4.2%の39.6%となっている。この原価を落とさないことには営業利益の年平均+3%の達成は難しいため、先月にハンバーガー等の値上げが行われました。23年1月は値上げにより客単価が10.1%上昇したうえに、客足には影響が少なく客数前年比は+4.1%となっています。5月にはコロナが5類に移行することで外食需要の増加が予想されます。この調子で23年の最高益も狙えそうですね。
東京 調布 飲食店で63人集団食中毒 ノロウイルスを検出
【解説】
飲食店経営において、食中毒は致命的です。冬の食中毒で特に注意が必要なのがノロウイルスです。ノロウイルスはカキなどの二枚貝がよく挙げられていますが、原因の8割は調理者からの2次感染であると言われています。
ノロウイルスにはアルコールや逆性石鹸は効果ありません。調理器具・トイレなどは次亜塩素ナトリウムで消毒しましょう。
ノロウイルス対策で何をすればよいのか分からないお店は下記を徹底してください。
〇充分な手洗いの実施
〇次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
〇嘔吐・下痢の症状時には出勤を控える
〇過熱が充分でない生牡蛎は控える
次亜塩素ナトリウムの作り方はこちらを参照ください。
F&LC、22年10〜12月期の純利益80%減 スシロー客数減
【解説】
おとり広告によるイメージ悪化と値上げによる客数減少の影響が未だに響いている。国内でのスシロー事業は売上・利益ともに減少していますが、海外スシロー事業が順調です。営業利益は国内が3,900万円だったのに対して海外スシローは11億円と逆転している。日本以上の市場が期待できる中国本土での出店で巻き返しを図りたいですね。
最近のSNSでの迷惑行為が今後どのような影響が出るのかですが、スシローはおとり広告や値上げでのイメージ悪化から被害者側でイメージ回復の可能性も充分考えられます。ホリエモンに続き多くの著名人がスシローに訪れ、食べて応援の流れが出来てきているようにも感じられます。
東京都心で10日に積雪か 気象庁、関東甲信に大雪予報
【解説】
飲食店にとって雪は天敵ですね。従業員・お客様の安全を守って営業しましょう。
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