![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134553644/rectangle_large_type_2_9f33ed92de64e7a4f31a8e2d0424014f.jpeg?width=1200)
大学4年間の計画
私は目標や計画を立てることが嫌いだ。それは予め自分の限界を決めているように思えるし偶然を受け止められないから。その時々に自分の直感を信じて行動したほうが余計なストレスも少ない。それでもここに大学4年間の計画を宣言するのは「世界中の人々に質の高い教育を届ける」という目標を達成するためには多くの人の力が必要だと考えているからだ。
誰もが自分の将来を自由に描ける世界
私の人生の目標は「誰もが自分の将来を自由に描ける世界」を創ることだ。これが人々の幸せになると考えている。しかしこの目標をどれだけ眺めていても具体的な行動にはつながらない。
だから私は「世界中の人々に質の高い教育を届ける」ことを掲げ教育を軸に行動していきたいと考えている。もう少しわかりやすくすると、発展途上国の教育に教師教育の面から携わることにより社会移動の機会を作りたいということだ。
この目標を実現するために大学4年間のうちに取り組みたいこととその目的のついて現時点での考えを綴りたい。
具体的に描いていること
1.IMPULSに関わる
IMPULS (International Math-teacher Professionalization Using Lesson Study)とは、日本発祥の授業研究を通して世界の先生と学びあうことを目的に活動しているベンチャー企業だ。
私自身高校の探求で授業研究に近い活動をしたこともあり、授業研究は学び続ける教師を支える一つの方法であると考えている。教師の仕事内容は多岐にわたるが誰もが一番に挙げるのはおそらく授業をすることではないだろうか。しかし、毎日授業を行うのみの教師と授業後に学習者や見学者からフィードバックをもらえる教師のどちらが質の高い教育を届けられるかは明らかだろう。
だからこそ授業研究の手法やそこに参加する教師の教育観に強い興味がある。
2.漢検準1級
これは将来に直接結びつくものではない。しかしだからこそ、自分の思いのままに取り組める。”漢字が好き”という理由だけで挑戦するのだ。ある意味、近年の実学主義に対抗しているのかもしれない。
教育が好きだから教育しか学ばないのでは、心の豊かさであったり思考の深さはどれだけ足掻いても良い方向へは向かないと考えている。
3.学生サポーター
大学で何らかの障害などにより支援を必要とする方へのサポートをする活動に参加したいと考えている。趣味の範囲で手話を勉強していることも一つの理由ではあるが、それ以上にそのような支援を必要としている人々と交流してみたいという思いがある。今はインターネットを開けばあふれるほどの情報が見つかる。だが私は1次情報を大切にしていきたいと考えている。これは高校時代に企画した国際交流で他国の教育事情を現地の高校生から直接聞いたことがきっかけにより一層意識するようになった。
4.留学生との交流
目的は3に挙げた学生サポーターと変わらない。
5.読書
大学図書館に入り浸って教育書を読みたいと思っている。目的は自分の教育観を深めるため。ただそれだけだ。教育の本を読んでいるとわくわくする。
検討中のこと
1.音楽系のサークル
中学高校と6年間、吹奏楽部でトロンボーンを担当していたため音楽を続けたいという気持ちがある。音楽には国を超えて人をつなげる力があると思うし、同じ曲でも聞く人の心の持ちようによって聞こえ方が変わってくるのが面白い。なにより正解がないという点が教育と通じるものがあって親近感が湧くのかもしれない。
2.アフリカに行く
先に書きそびれてしまったが将来はアフリカの教育に携わりたいと考えている。各国の教育政策や他国からの支援状況などを十分に把握したうえで国を絞っていきたいと考えている。
実際の生活や大人の教育観、現地の学校の様子などを自分の目で確かめに行きたいと考えている。そもそもこれまでアフリカに関する情報の多くを書籍と数人の現地滞在中の日本人との連絡に頼ってきてしまった。
3.インターン
将来の選択肢として国際NGOでの活動も十分にあり得るのだが、なかなか自分の考え方にあっているところは見つからない。まず情報収集集と語学の勉強を頑張ろうと思う。そもそも私の教育観を明確にしないと。
やらないで後悔するよりやって後悔
私の座右の銘である。中学入学の際に書いた作文の題名でもある。
小学生の頃に日本中を旅して一期一会を体験した。二度と会えないかもしれないが、すべての出会いが今の私を形作っている。今を大切にすること、今を生きることを学んだ。
吹奏楽部、生徒会長、地域みらい留学、国際交流、授業研究、地域ボランティア、漢検、生徒総会議長、、、中高6年間でやらなかったことはほとんどない。半分以上がコロナ禍だったのもありできることは限られていたが、”人の役に立ちたい”という思いだけでがむしゃらに行動してきた。そのおかげで先述したように世界中の人々に質の高い教育を届けるという目標もたてられた。
大学でも”まずはやってみること”を大切にしていきたい。後悔はあっても失敗は無いと思う。