noteを始めたのは、小学校の先生からの言葉があったから
日々の私のnoteを読んでいる方なら、私が文章を書くのが得意なのではなく好きなのだとわかるだろう。正直、自分の文章が読みやすいかどうかさえ自分ではわからない。まして読む価値があるものなのかと問われれば、それは読者が決めることであり私にはわからないと答えるだろう。このような自己評価をしつつも書き続ける理由がある。それはこのnoteを始めた理由でもある。
私は小学生の頃から自分の考えていることを声にして伝えるよりも文字にしたほうが上手くいく。だから文字を覚えたときから書くという行為が大好きだ。漢字練習は私の小学校生活での一番の思い出と言っても過言では無いくらいに好きだった。話を戻すが、小学校高学年に入った頃から自分の考えを理解してくれる人をみつけられず、ひとり、苦しみ始めた。同時期にノートに自分の考えを書き出すことを始めた。ページごとにテーマを設定しそれについて論じるという形式をとっていた。始めの頃は書くだけで満足できていたのだが、途中から誰かに読んでもらいたいフィードバックがほしいと思い始めた。そしてもっとも身近な大人の一人である担任の先生に読んでもらうことにした。
その先生がどれくらい真剣に読んでくれたかはわからないが、お世辞であっても自分が書いた文章を褒められるという貴重な経験は今でも鮮明に覚えている。さらに「あなたの文章がもっと多くの人に読んでもらえたら良いのにね。将来、出版でもしたら。」と冗談でも嬉しい言葉をいただいたのだ。ただ当時の私は携帯などを全く持っていなかったのでそれは夢のまた夢であった。
高2の頃、やっとスマホを持ったもののSNSへの過度の恐怖心からニュースを閲覧する以外にほとんど触っていなかった。転機は高2の夏から始めた国際交流プロジェクトのSNSでの発信と、探究学習での成果をnoteに掲載したことだ。どちらも沢山の人に届けられ新たな繋がりも生まれた。
大学に入ってからnoteを本格的(というよりはただ頻繁に投稿しているだけだが)に始めたのにはいくつか理由がある。
1,大学4年間の自分の成長記録として
2,PCのタイピング練習を兼ねて
3,余暇のひとつとして
4,頭の整理のため
5,世間の人の興味・関心を探ってみたく
6,誰かに自分の考えを伝えたいという気持ちから
などなど挙げればかなり沢山ある。とはいえ、根本にあるものというか原体験は小6の担任の”あなたの文章がもっと多くの人に読んでもらえたら良いのに”という言葉にあると思う。
これからもnoteを書き続ける予定だ。これまで書いた記事は45ほどで総閲覧数は今月中に一万を超えるだろう。どちらかと言えば自分のために書いている文章がこれほど沢山の人の目に触れるのは嬉しい反面、緊張やプレッシャーも感じる。幸いにも読書が大好きで一人で何か一つのことを考えるのも苦でないため、しばらくは話題に困ることはなさそうだ。