9月末か10月初めのオリンパスXA
オリンパスXAは35mmのレンズがついたマニュアルコンパクトカメラ。
Macの写真アプリに取り込んだフィルムの画像の中では、どうもこのカメラで撮影したものがとても目につく。
多分、ピントをどこに合わせようとしているか、しっかり意思が明確だからかと思ったりしている。
慎重にピントを合わせる作業をしてからシャッターを押すのだが、オートフォーカスでは本当に合っているかどうかはコンパクトカメラのファインダーを見ているだけではわからない。
それに対して、マニュアルフォーカスで二重像を重ね合わせてピントを調節することのできるXAは、ピントを合わせたいところでピントを合わせるわけだから、カメラが壊れていない限り出来上がる像はピントが合っている。
だからかどうかはわからないけれど、ピントの合っている率がオートフォーカスのコンパクトカメラよりも高い。
一眼レフのカメラを初めて買った時に、ピントが合っているかどうかが一目瞭然だったことに驚いたのは、オートフォーカスのコンパクトカメラで撮った写真のピントの甘さとの違いが合ったからなんだろうと思う。
フィルムを入れた時、最初の1枚目を合わせるのに、どこまでフィルムを巻けばいいのかわからなくて、こんなものが出てくる。
9月末に撮影したので、まだまだ空は眩しさがいっぱい。
街を歩く人もまだまだ薄着。
植え込みのイルカの看板。なぜここにいるのかわからなかった。
いつもの自転車屋さん。
これは早朝なので、店がまだ開いていない。
これは、10月中頃の午後3時半くらい。
流石に日差しが秋めいてきているのが、影の長さでわかる。
ピントを合わせるのに、時間はかかるけれど、それこそゆったりとした時間の流れの中でシャッターを押すことになるので、自分にはちょうどいいのかもしれない。