ハーフサイズカメラ遊び　どんどん進む

コニカレコーダーでハーフサイズカメラ遊びに火がついた。

10年以上前に、カメラが好きなことを知っていた友人から譲り受けたオリンパスペンEE-2。モルトが大分腐食している状態だったので、使ってこなかったが、使えるようにしたい。

そこで、モルトを買ってきて、張り替えることにした。
ところが今の時期、コロコロ騒ぎのせいで無水エタノールが手に入らない。こういう工業製品は、無水エタノールでないと後々なんかが起こりそうで嫌だったが、我が家で使っている手ピカジェルで代用することにした。というのも、この手ピカジェルはポメラ表面のゴムが加水分解で劣化したものを劣り除くのに大活躍したので、使えるだろうと踏んだわけである。

一番劣化具合がひどかったのは、フタの根元。
ここの部分の劣化したモルトをアルコールでふやかしては綿棒やらティッシュ（本当はキムワイプがいいのだけれど）でこすり取っていく。

綺麗に剥がし取って、新しいモルトを貼り付ける。

モルトを貼り付けるときに気がついたことがあった。
それは懐かしい匂い。
新品のカメラを購入して、開封してフィルムを入れるときに感じた匂いと同じもの。
つまり、新品カメラの匂いというのはモルトの匂いだったという事に、なんと今更ながら気が付いた。
知らないことはたくさんある。

無事にモルトの張り替えも終わり、フィルムを入れていざ撮影。
一応、コニカレコーダーとの写りの差も気になったので、同じ構図でも撮影しておいた。
72枚ほど撮影出来るので、今日一日では撮りきることが出来ず、まだフィルムが残っている。でも明日には、撮りきれるだろう。
現像から上がってくるのが今から楽しみだったりする。