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デジタルの画像をどんな画面で見るかという問題・・・RICOH MF-1の写りについて(その2)
仕事部屋にあるMac miniの調子がものすごく悪い。
多分、もうダメだろう。
この3連休中に、救い出せるデータはなんとかバックアップできればと思っているが、すでに年賀状の宛名のデータはダメだった。
メールもフラグをつけていたものは消えていた。
メール全体については残っているので、まだ救いはあるけれど、日に日にMacの中のデータがどんどんと壊れて行っている。
Macの写真アプリが使えないことから、いくつかのデータをiPadに取り込んでいる。
そのうち、フィルムで撮影したデータについて、そんなに容量も大きくないのでiPadで見ることができるようにしていた。
iPadでフィルムから取り込んだデジタルデータを順に見ていくと、「?」がいっぱい浮かんで来た。
ディスプレイでみたのと印象が全然違う。
特に驚いたのが、この間noteに書いたRICOH MF-1のフィルムのデータ。
iPad Air3で見ているが、見え方が全然違うのだ。
iPadで見てみると、「ものすごくいい味出してる」というように見えてしまう。
なんなんだ?これは。
いつも写真データを見るのは、Mac miniに繋いでいる外付けディスプレイ。23インチのイイヤマの液晶ディスプレイ。
MSーDOSの時代からコンピュータを使っている人間としては、イイヤマのディスプレイというのは憧れでもあった。
実際にこのディスプレイを購入する際、店頭に並んでいる20種類くらいを見比べたけれど、他の液晶ディスプレイよりも写りが良かった。
そこで考えられるのは、解像度の問題。
iPadはフルサイズで画像を見たとしても11インチ。
それに対して、Mac miniだと23インチ。
RICOH MF-1で撮影したフィルムを16Baseの約600万画素でデジタルデータ化している。
大きな画面で見ると、それだけ画像のアレだとかピントのずれだとかが目立つが、小さい画面だとその辺がごまかされてアラが見えてこない。
画面が小さくなることで、ピントのずれやら荒れが解像度の中に収まりきらず、それなりに見えてしまうのだろう。
たとえ、iPadの画面がRetinaであっても、ぎゅっと圧縮して省略してしまっているのだろう。
他のカメラでは、ここまで印象の変わることはなかった。
その辺が不思議で仕方ない。
MF-1だけに起こっている。
これも面白さの一つかもしれない。