激うま！旬のいちじくの甘露煮
そんなに好きなの？おいしいの？
7月から10月にかけていちじくの旬の時期になります。
20歳頃から果物を食べると喉や口の粘膜が痒くなり水泡ができる経験を何度かして、私の果物食べたい熱はあまりなくなってしまっています。
しかし、今年の3月から野菜や果物を扱うお店で働くようになり、最近よくでてくるいちじくを女性が喜んで買われていく姿に、そーも食べたい？と・・・。
私の住んでる県はいちじくの代表的な生産地でもあり、しかも田舎であり、近所にはいちじくの木が植えてあるご家庭もあるくらい、全く珍しくもない木なわけで・・・。そこら辺の果物の感覚。
最近、友人が私の勤務先にいちじく買いに行ったら売り切れだったとわざわざLINEをしてきました。ここにもいちじくファンがいた！
わたしのもう一個のバイト先の横がいちじく畑で、朝8時くらいに行けば
今の時期なら買えるよとプチ情報を入れて返信しておきました。
すると、なんと翌朝すぐに行き、8パック買ってきたと喜びの報告を受けました。8パックですよ。
そんなに食べたいんだ。
私もいちじくは嫌いではない、生のいちじくを自身で購入したことはここ何十年ないけれど、ケーキやタルトお料理やソースで出てくるいちじくは大好きだし、ドライいちじくに関しては、全く痒くならないのでめちゃくちゃ食べちゃう。
生はハードル高い。
そんなことを思いながら、もう一個のバイトの日が来て出勤すると
いちじく販売のおばちゃんがまだいた。いつも私が出勤する頃には売り終わり片づけが済んで誰もいないのに・・・。
これは、『買ってみろ！』という神様のお告げ！
財布を握りしめ走った。
私の前の奥様が何パックも買われており、運べないからとオリコンに入れて明日オリコンを返しに来るわねーっと言って車に積み込んでいた。
戻ってきて、またおばちゃんに話し始め、追加で買って、チラッと私の方を見て『いかんいかん、お姉さんの無くなっちゃうね』と気にしてくれた。
大丈夫、私は1パックだけだからと微笑みで返した。
330円！先に渡して好きなのを選んだ。ちょっと悪くなってるけどおまけも持って行って！っとおまけのいちじくも1個もらった。
さて、どうやって食べようかな。
ちなみに・・・このバイト終わりに長男からLINEが入り、私はいちじくのミッションと並行してもうひとつのミッションをこなすことになりました。
この日の夜は、めちゃくちゃ疲れたのだが、ここでは楽しい美味しい
いちじくの甘露煮について書こうと思います。
加熱しましょう
さて、バイトから帰宅したらまず夕飯の支度。
今日はやること沢山なので、夕飯は簡単にざるそばにしました。
その後、例の別ミッションの為にホームセンターへ走った為、すでにヘロヘロです。いちじくはどうしても今日やりたい。生で食べると多分痒くなるので（こんな、疲れている時は特に）加熱にしましょう。
というわけで決めました。
『いちじくの甘露煮』に挑戦です。
材料も家にあるものでできるしね。
【材料】
いちじく・・・・１パック（400g弱でした）
きび砂糖・・・・80g（上白糖でもなんでもいいと思います）
レモン果汁・・・大さじ1くらい（ポッカレモンにした）
へた？茎？の部分を切って、軽く水洗いします。
鍋にお湯をわかしたら、洗ったいちじくを3分ほど茹でてアクを抜きます。
ざるにそっとあげて、キッチンペーパーで水気を優しくとります。
いちじくが丁度並ぶ程度の大きさの鍋にいちじくを並べます。
そこに砂糖とレモン果汁をかけます。
弱火でふつふつと火にかけると、砂糖が溶け、いちじくから水分も出てきて
焦げるんじゃないの？という心配がなくなってきます。
アルミホイルで作った、落し蓋風のものをして、弱火で１時間ほど煮ます。
途中何度も、様子を見たくなり、アルミホイルの蓋を覗きます。
いいです。覗きましょう。どんどん艶が出てきて美味しそうになります。
いちじく屋のおばちゃん曰く、色の濃いのが完熟してきているので美味しいよと。ただ、甘露煮にする場合はどうでしょう？写真奥の子はすでに破れてしまっています。これが嫌だなと思う方は、そうですね手前の真ん中あたりの子がいいかもしれませんね。私も初めてなのでよくわかっておりません。
そして、出来上がりがこちら！
うわ～。ピカピカだあ。まさに甘露煮！
色も艶も最高じゃないですか。
一個食べたら、もうびっくりするくらい美味しかった。大成功です。
冷蔵庫で寝かせます。おやすみ『いっちー♡』
（ここで、次のミッションに備え一度寝ました。疲労Max）
女性に優しい、いちじく
友人曰く、いちじくのプチプチは女性ホルモンなんだよ。
気になったので、調べました。
『不老長寿の果物』と呼ばれるだけあって、ビタミン、ミネラル、食物繊維などなど豊富に含まれております。プチプチは実の中にできる花なんですって。外側からはこの花が見えないから、漢字でいちじくは『無花果』と書くそうですよ。そしてこのプチプチは植物性エストロゲンを多く含み、女性ホルモンと同じ働きをするそうで、更年期突入組みの私にピッタリでもあるのです。カリウムも豊富な為、血圧を正常に保ったり、ペクチンが大腸の働きを助け、便秘をやわらげたり、アントシアニンの抗酸化作用だったり・・・。書ききれません。最高！優勝！
知れば知るほど魅力的な果物でした。
そして７月19日は、『愛知いちじくの日』だそうです。
愛知県民なのに知らなかった。
いちじく甘露煮の食べ方色々
おそらく食べ方は無数にあると思います。ここからさらにトースターで焼いてもきっとおいしいし。チーズにもバターにも合うし、バルサミコ酢、ワインなどとお肉料理のソースとしても絶対美味しそう。
簡単なのはやはり、ヨーグルトとかアイスクリームですかね。煮汁というかシロップも使い道が沢山あります。炭酸で割ったり、紅茶に入れたり、煮込むときにブランデーを入れると大人の味になり、更に楽しめそう。
とにかく、あまりの美味しさに翌日またいちじくを3パック買いに行き甘露煮を作りましたから。
まだまだ今期楽しめそうなので、いろいろ試してみたいと思います。
写真はいちじくの甘露煮パフェです。
ビターチョコのシリアルにバニラアイス、いちじくの甘露煮をカットして乗せています。アーモンド、クルミを砕いてトッピング。
シナモンパウダーも振り、ミントを添えました。
『追いシロップ』も忘れずに。
当分わたしのいちじくブームは続きそうです。
食べすぎはお腹がゆるくなったりしますから気を付けましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
女性に嬉しいいちじく、皆さんはどんな食べ方が好きですか？
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