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ワタシは宇宙人

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ワタシは宇宙人#01〜#43をまとめました。 前半はわたしが生まれた時の記憶から2児の母になるまでの様々な奮闘を書いています。
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#毎日note

ワタシは宇宙人 「わたしの秘密」 #43

お前は『プレイアデス』だ。いいな、『プレイアデス』だぞ。 宇宙船でそう言われた。 宇宙船…

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ワタシは宇宙人 「宇宙船に帰ったとき言われた言葉」 #42

ある朝の話だ。また私は夢を見た。 そこは大きな宇宙船の中だった。 何となく思いだしたぞ……

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ワタシは宇宙人 「無の世界とは恐ろしい場所だったこと」 #41

その頃のわたしは、よく夢を見るようになっていた。夢を見るときはいくつかのパターンがある。…

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ワタシは宇宙人 「封印した記憶②」 #40

ある日、他国から3人の使いの男が来た。 それは争いが続いていた北の国の者たちだった。その…

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ワタシは宇宙人 「封印した記憶①」 #39

あの日、カラスが訪れて来た日を境目に、わたしは不思議な出来事が度々起きるようになっていた…

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ワタシは宇宙人 「前世の記憶の防御規制」 #38

誰にでもひとつはあるだろうか。 無意識に自分を守る方法を。 自分がこれ以上傷付かないよう…

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ワタシは宇宙人 「時を告げる訪問者」 #37

2005年、7月。 これから本格的な夏がくるという季節だ。 その日はわたしはいつもと変わらずに、机に向かって仕事をしていた。 すると唐突にわたしの頭の中に電気が走ったのだ。 それは頭の頂点から入って後頭部の部分をトンと殴られたような、とても変な感じだった。 そしてその瞬間に察した。 あ、、時代が変わった。 何の根拠もないが「そうなんだ」と確信する感覚だった。つまり直感というものだろう。 それはとても不思議な感覚だった。まるで、自分の中に眠っていたもう一人の自分

ワタシは宇宙人(後半)「雲を消した日」 #36

母親になってからのわたしは、とにかく子育てという現実や、生活の為に働かなければならない現…

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ワタシは宇宙人 「吸われる眼鏡、病みつきな娘」 #34

2003年、1月中旬。 検査の結果、他に臓器への合併症が見られない事が分かり、いよいよ手…

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ワタシは宇宙人「病名判明」 #33

2003年。正月も静かに過ぎて検査当日の早朝。 外に出ると一面の雪景色だ。雪は音を吸い込…

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ワタシは宇宙人 「未来への約束」 #32

先生の口からは「2つのうちどちらかの病気の可能性があること」が告げられた。 ・先天性白内…

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ワタシは宇宙人 「閉じないまぶた」 #31

当時わたしは23歳。気付けばあっという間に2児の母親になっていた。 産みの苦しみから母に…

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ワタシは宇宙人 「あっという間に」 #30

わたしは22歳で母親になり、毎日毎日子育てに奮闘していた。 息子はすくすくと成長して行っ…

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ワタシは宇宙人 「産み出す力」 #29

お腹の中から出てきた赤ちゃんは白くふやけていていた。へその緒がまだ繋がったままお腹の上に乗せられると、ずっしりと重みを感じた。 こんなに重い赤ちゃんがお腹に入ってたんだ まだ母親の実感が沸かない不思議な気持ちと、無事に生まれた安堵の気持ちが入り混じっていた。 先生は「とても早いお産だったけど、きっとその分の痛みも濃縮されてたかもね」とさらりと言った。 本当に死ぬかと思った。 次に夫は先生に言われるがまま、ハサミでへその緒を切り始めた。どうやらそれはゴムを切っている感