#映画感想文
電影鑑賞記『這裡是吾家 Here』(2024)
おひとりさま聖誕節3本目は『這裡是吾家 Here』。随分前から trailer を観てとても期待していた1本。
カメラ位置(アングル)を固定し、その家で過ごした家族の物語を追いかける、というような感じの謳い文句だった。アングルを固定して描くというのがとてもチャレンジングだし、Robert Zemeckis と Tom Hanks は傑作『阿甘正傳 Forrest Gump』のコンビだし、絶対に面
電影鑑賞記『教宗選戰 Conclave』(2024)
おひとりさま聖誕節2本目は『教宗選戰 Conclave』。タイトルそのまま教宗(教皇)選挙戦をベースにしたサスペンス・ドラマ。
斜め上に出てる光は単に劇場のライトの映り込みなのでポスターにはありません、念のため。
時間があったことと、なんとなく面白そうだったので観た。当然ストーリーの予習も無し。タイトルで教皇選挙戦だなとだけ。
出演者はハッキリ言って Isabella Rossellini
電影鑑賞記『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』
私は日本映画を観ない。好きだと思えない。面白いと思わない。多分それはあまりに日常すぎるから。ミソジニーや枠にはめたがる空気や出る杭を打つ習慣性やどうしてもステレオタイプから抜け出せないビビりといった私が嫌気し日本以外の場所を生活のベースにしようと思う重大な動機となる事象がベースに流れているのを感じてしまうから。
黒澤明が好きになれない。様式美や計算された画角の素晴らしさなどはわかる。初めて観たの
電影鑑賞記『破浪男女 The Chronicles of Libidoists』(2024)
Wu Kang Ren 吳慷仁ファンとしては観に行かずにはおれない。なんだか世間では騒がしいし、このビジュアルはとても魅力的だ。
吳慷仁は Jessey Tsang 曾翠珊の『非分熟女』で知った。阿Saの体当たり演技なんかより吳慷仁の芝居の良さで成り立つ映画だった。ここからファンになった。
『富都青年』『但願人長久』で縁起が多くの人に認められて本当に嬉しかった。様々なインタビューなどで人品も良
香港電影鑑賞記:武影江湖『猛龍過江 The Way of The Dragon』(1972) Teach-in 講者:張同祖、張偉雄
Fists and Swords Kaleidoscope of Hong Kong Martial Arts Films 武影江湖と銘打ったシリーズ上映に『猛龍過江』があったので、李小龍會メンバーの皆さんと観に行ってきた。上映作品は1本だけなのに表紙中央にドカンと載っているのはやはりレジェンドだからだよね。
モデレーターは脚本家の張偉雄、ゲストは導演、編劇、監製、演員の張同祖。実は本作では場記