散文詩を生きてゆく
順番、というものに
随分こだわってきたように思う
恋をして付き合ってから愛が生まれるとか
結婚してから子供ができるとか
美大を出ないと絵描きになれないとか
そんな順番、本当は、意味がなかったって
今やっと気付く
自分を縛ってるのはいつも自分で
ありきたりな「順番」なんて
結末までの沢山の道の中の一つでしかなかった
それは定型文みたいなもので、
でも私の人生は、私だけじゃなく誰の人生も
散文詩でいいんだ
結論が先に飛び込んでくることだってあると
そう、気付く、涼しい夏の夜
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