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悪い感情なんてない

わたしの頭の隅には
もう終わりにしたい
という膝抱えたしょんぼりさんが住んでいます。

それまでは、もっと直接的な名前でしたが、
↓これを読んでて、命名しました。

うなだれ真っ青さんでもいいな。
濃い紫ちゃんかな。
M-1のジョックロックなら、ディープパープルか、ダークパープルと言ったところか。

死にたいという言葉のインパクトは強くって、生きる自信がない。生きる意味がわからない。境目がわからなくなった。怖いなんかを内包している。
そして、嘘ではないが、本当でもない意識だから、言葉そのものだと引っ張られちゃう感じがする。

そして、こちらは、しょんぼりさん。
名前がつくと語りかけられる良さがあります。
しょんぼりさんは、当然こんにちはするのだが、挨拶したのに、あんたなんか見ないよ!って言われたら、どうするでしょう。
想像したくありません。
かわいそうで見ていられない。
あ、違う。見るの。見るのよ。

見ないとさ、顔色悪くなってびしょ濡れの姿で追いかけて来たり、真っ暗さんになって飲み込もうとしたり、怒ったりするかもしれないじゃない。

そして、どしたん?
何から守りたいん?
そけそけ。ありがとう。
じゃあさ、今は大丈夫だから、こちらの椅子にどうぞ。
みたいなね。

この本を読むまで、同居してるイメージはあったけど、勝手に湧いてくる感情の波だと思ってたのよね。
波やもくもくと雲のようなものがやってくるのが、別のイメージも持てたなあ。
そして、雲の向こうや波の上や下には娘がいるわけで、そこまで感じれたらめっちゃいいなあ。

自分の見たくない気持ちや反応をこの本で言うナイトとして出会い直すのは、ちょっと力はいるけれど、私を助けてくれそうだ。

娘は、
娘は自分を懸命に守っていたのか。
私そう思ったかもしれないけど、そう声をかけていないな。

今、1人で戦ってる人がいたら、
この本は別の守り方を教えてくれるかもしれません。
絵もあって、軽いタッチの文章で読みやすいよ。


パンジーの左上にひょこっと顔を出してるのは
チューリップです。
え?はやい?と思ったら
こんな感じで冬を越すらしい。
今のわたしの位置にそっくり。

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