教えることができることと、教えることができないこと
こんにちは、Soniiです。
いつもありがとうございます!
「教える」ということは、とてもむずかしいです。
世の中には、教えることができることと、教えることができないこととが、あるような気がしています。
今のお仕事をさせていただいて、10年がすぎました。はじめたばかりのころは、自分が知っていることを、「教える」ということに、なんの躊躇もありませんでした。
けれども、いろいろなことに気づいていくにつれ、「教える」ということが、できなくなっていきました。
「教える」ということは、わたしは知っていて、お客さまは知らない、という前提があるように、感じてしまったからです。
その、上下関係のようなものが、とても大きな違和感になってきて、どうしようもなくなっていきました。
セミナーは、わたしが、感じていることを話す、というような形になっていきました。
わたしの体験を話す、ということをさせていただいていると、教える、という関係にはなりません。
感じていただけることがありましたら、どうぞお持ち帰りください、という気持ちで、やらせていただいていました。
また、教える、というふうにしてしまいますと、「教えてほしい」という方に、出会ってしまうのです。
「目覚めさせてほしい」「たすけてほしい」といったものにも、似ています。
わたしの中で、そうしたことは、教えることができないこと、という位置づけになっています。
ですので、教える、ということをしていた時には、とても苦しかったのです。ひとりの人間であることは同じなのに、目覚めさせてほしい、たすけてほしい、といわれることの重荷が、とても大きくて。
目覚めさせてほしい、たすけてほしい、という方たちの気持ちが重たくて、つらくてたまりませんでした。
わたしは、目覚めさせるとか、たすけるというつもりは、なかったのですが、当時は、そのような目で、みられてしまうことがあったのでした。
教えることができるのだとしたら、教えることは、すばらしいことだと思います。きっと、わたしが、まじめにとらえすぎてしまっているだけなのです。
いろいろなことを、感じていくにつれて、謙虚になっていきました。
わたしにできることを、やらせていただく。それでいいのだと、思えるようになっていきました。
スピリチュアル、というものについての、解釈やとらえ方も、広がっていきました。
はじめたころは、チャネラーや、スピリチュアルカウンセラーというのは、こういうものだ、というイメージに、とらわれてしまっていたのかもしれませんね。
わたしは、わたし。
わたしの中にあるものを、ていねいにすくっていって、それが、個性になっていく。
その中で、感じたことを、わたしなりに、お伝えしていく。
それが、わたしのお仕事で、そういうことなら、やらせていただきたい、と思うことができるようになりました。
わたしが、神様から教えてもらっていることは、自然科学といったもの、なのかもしれません。
それは、宇宙学といえるような。宇宙のはじまり、宇宙の終わり。宇宙はどのように、はたらき合っているのか。宇宙のむこうに、あるのはいったいなになのか。
哲学、数学、音楽、天文学、科学などは、まったく同じものを、さまざまな角度から、とりあつかっている学問のような、気がしています。
地にあるものは、天にもある。
天と地をつなぐ教え。
一貫したもの。
古代ギリシアの自由七科という、学問のとらえ方が、とても好きです。
ピタゴラス、ケプラー、ライプニッツは、哲学者でもあり、数学者でもありました。
ケプラーは、天文学者でもありました。ピタゴラスは、調和する音の数比を定義しました。また、天球の音楽といわれる、星と音は、対応して響き合っている、というとらえ方は、ひとつの音から宇宙全体を想起させてくれる、すてきな教えです。
ゲーテは、文学家でもあり、科学者でもありました。ゲーテの色彩論は、みえるものとみえないものとの境目を、闇と光とスペクトルによって、美しく、説明してくれているような気がします。
そのような、広い学問の考え方に、とても共鳴します。
スピリチュアルといっても、いろいろあって、わたしは、このような観点から神様から教えてもらうのが、好きですし、合っているようです。
ふわっとしているけれど、一貫したものがある。
自然科学のような学問として、教えてもらうことができることもあって。
最終的には、自分で、経験して感じ取っていくことになる。
その、ふわっとしたものと、一貫したものとが、どちらもうかびあがってきて、神様からいただく伝言への信頼感が、ゆるぎないものに、なっていきました。
わたしにとっての、スピリチュアルがつくられていきました。
彼は、自然エネルギー(水力、風力)のエンジニアで、彼とも、こういうお話を、よくしています。
数学が苦手ですし、まったく理系ではないですが、理系ですか?と訊かれることがあったり、理系の方とお話が合うのは、このようなことが、わたしの中で、とてもしっくりと来ているからなのかもしれません。
どんなスピリチュアルも、すてきだし、その方に合っていたら、すばらしい教えですね。
わたしにとってのスピリチュアルにつきまして、ずっと書いてみたいと思っていました。書くことができてよかったです。
音などのことを語りはじめたら、たぶん、わたしの世界すぎて、こまかすぎて、長くなりすぎてしまうと思いますので、今日はこちらでとめさせていただきますね。
クラシック音楽を、お薬のように処方して、聴いていただくことで心身を整えていく、というワークショップを、以前はさせていただいておりました。また、べつの形で、わたしの音についてのお話を、させていただくことができましたら、とてもうれしいです。
今日もありがとうございます!
Sonii
☆☆☆ご支援、ありがとうございます!☆☆☆ とてもうれしいです(*'▽') よい循環のために、大切につかわせていただきます あなたにも、すてきな循環がありますように!