ラファエル・ヴァランとその行方
現在、サッカー界を最も騒がせているニュースの一つと言っても過言ではないヴァランの報道。
連日、個人合意が報じられ続けている。
マンチェスターは先日ジェイドン・サンチョの獲得を発表。更には19年から狙い続けてきたヴァランをトップターゲットとしてマーケットを進めている。
ヴァランはアラバ同様マドリーで多くのタイトルを得た事により環境を変えたがっており、マドリーサイドとしても"エンバペ"の獲得に向けて彼の売却を進めたいと考えている。
今朝のMARCA紙、AS紙では「フランス代表FWキリアン・ムバッペはマウリシオ・ポチェッティーノ監督に、クラブとの契約を更新しない事を伝えた模様」と報道。
(右上)
(左下)
フロレンティーノ・ペレスも「今夏、近頃の市場ではエンバペ、ハーランドを狙っている。しかし、両者とも進展はない。」とコメントしている。少し記憶が曖昧だが、恐らくその2人のみをターゲットにしているとコメントしていたと思う。
話を戻そう。
ユナイテッドの年俸提示額はマドリーの約2倍。しかし、これでも合意に至らないのはやはり移籍金の問題だろう。
ユナイテッドの提示は5000万ユーロ程度。もしチェルシーやパリに売れれば7000万ユーロと言われている。
ヴァランは年齢的にも今が一番値のつく時期となっている。しかし、長期の契約には至っておらず、少し減額、更に来年になるとフリーとなってしまう。
マドリーサイドとしてもこれは避けたく、ヴァランを資金源として考えている以上どうしても売りたい。例え5000万ユーロだとしても非常に大きい。
ここまで放出を望む理由は金以外にももう一つある。
それがFFPだ。ヴァランを売ればいよいよ道が開ける。
前述の通り、マドリーとの延長は考えづらいだろう。
しかし、まだ移籍も決定的ではない。
まだ、どちらに転ぶか全く読めない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?