夏休の思い出と国民的アニメについて語る

台風が日本列島に少しずつ被害を及ぼし始めていますね。
みなさんの住んでいる地域の安全をお祈りいたします。

その一方で、世間では小学校や中学校の夏休みが終わろうとしていることと思います。
この時期になると、「ちびまる子ちゃん」ではまる子が、
「サザエさん」ではカツオが
宿題が終わらないと大騒ぎし始めます。
なんやかんや言って、最終的にはどちらの家でも彼らの宿題を手伝ってあげているので、なんて優しくあたたかい家族なのだろうと毎年のように思います。

現在はどうなっているのか知らないが、わたしが小学生の頃、長野の夏休みはとても短かった。
東京が7月20日くらいから8月いっぱいまでだったのに対し、長野は7月の終わりから8月20日くらいまでだったと思う。
約3週間くらいしかなかった。

長野は他の地域に比べて涼しいから、夏休みも少なくていいでしょ?

みたいな、なんとも迷惑な考え方に基づいている。

それなのに宿題は「夏休み帳」一冊しっかりあった。

夏休が少ない分、秋には中間休み、冬には寒中休みというものがあったが、それも5日くらいずつしかなくて、本来の夏休みの長さを考えるとぜんぜん足りていない。
そして、その二つの短い休みにも宿題はしっかりでる。

埼玉にいとこが住んでいたため、毎年彼女たちの夏休みの長さがうらやましかった。

わたしはまじめな性格、というより、とても心配性な子供だったので、宿題はわりと早めに片付けるタイプだった。
まる子やカツオのように、始業式前日にあわてたところで、宿題が全部終わるはずがない。
わたしの家族は宿題を手伝ってくれるタイプでもない。

「宿題はいつも31日にまとめてやっていました」
みたいなことを言っている人がいると、むしろ尊敬してしまう。

それはさておき、わたしはちびまる子ちゃんとサザエさんが大好きだ。

世の中にはサザエさん症候群というものがあり、サザエさんを見ると週末の終わりを実感して憂鬱になる人たちがいるようだが、わたしは逆。
まる子とサザエさんの、平和な日常や時にくすっと笑ってしまうエピソードを見ると、気持ちがリラックスして、のんびりと夜を過ごし、翌日からまたがんばれる感じがする。
この二つを見るのは、毎日を楽しく過ごすための日曜夜の大事なルーティンだ。

サザエさん一家は本当によい雰囲気を持った家族だ。

あほのふりして、ずるがしこくもあるカツオは将来大物になるだろう。
ワカメは思いやりがあってしっかり者だけど、たまに甘えん坊だったり心配性なところが可愛らしい。
船は着物を普段着にしているところが奥ゆかしい。優しくて賢くて、家族のことは何でもお見通し。
波平は子供たちに雷を落とすこともあるが、実はツンデレだ。
マスオはサザエを愛しているし、家族だけでなくアナゴさんにも優しい。優しすぎてたまに空回りしているので労ってあげたくなる。
サザエは20代にしてはできすぎた主婦だ。料理、掃除、裁縫、なんでもできる。だけどおっちょこちょいだったり、たまにマスオに服をおねだりしたりするから憎めない。カツオとの追いかけっこもベタだけど楽しいシーン。
タラちゃんはちょっとわがままな時もあるけど、やはり家族みんなのことが大好き。
ときどきでてくるタマも、マイペースで意外に賢かったりもする。

その他、のりすけ一家やカツオの同級生たちなど、とにかく魅力的な人たちがたくさんでてくるから癒される。

人生いろいろあるけど、まる子やサザエさんのようにのんきに生きて行きたいものだ。
夏休が終わろうと、残暑はまだまだ厳しそうだ。

みなさん、ご自愛くださいませ。

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