so-neco1982
小さなできごとだって宝物。日常の記録
わたしがフォローさせていただいている方たちを中心に、お気に入り記事を集めています。 テーマはランダムで、随時更新していきます。
視覚障害について知ってもらいたいことや、日常のちょっとしたできごとの切り取り
故郷信州のほのぼのした時間の記録
so-neco1982 長野県出身。 視覚障害があり、幼少期を弱視として過ごす。 10代前半で失明。同時期に東京の盲学校に入学し、中学、高校時代を過ごす。 大学卒業後はしばらくふらふらしていたけれど、鍼灸、按摩・マッサージ・指圧師の資格を取り働き始める。 2023年、膠原病の診断を受け、間質性肺炎を発症。 命を取り留めて退院し、体力づくりをしながら生活をして今にいたる。 好きな物事: ラジオ、散歩、Tシャツ、だらだらと終わりの見えないおしゃべり 大切だと思う人たちを
寄席に行く。 わたしは落語が好きだ。 落語を聞くのは、お気に入りの映画や本を繰り返し見たり読んだりする感覚に似ているかもしれない。 結末がわかっていても、同じ話を何度でも楽しめる。 また、ある人が落語とジャズは類似しているとも言っていた。 落語はおなじみの話を噺家がその場の雰囲気や自分の思考でアレンジする。 ジャズもバンドのメンバーがその時のフィーリングや自分のポリシーでスタンダードナンバーもアレンジする。 それぞれの演者に色があり、同じ舞台というものはないから楽しいし奥
断捨離をして思うこと。 何かの時に使うかも、いつか役に立つかも、一応取っておこうなどの思考で保管しておいた物はほぼ使わない。 そもそも存在も忘れてしまう。 迷った末ゴミ箱に入れた数秒後には頭から消えている。 ごみをたくさん出してごめんなさい。 思い出は形にのこさずとも忘れないよ。
部屋の中の不要な物を処分して空間ができると、 なんだか頭の中にもぽっかり穴が空いた気がして無性に何かをインプットしたくなったので、 魔女の宅急便の原作本を読み始めた。 映画は勿論大好き。 だから、いつか原作本を読みたいと思っていたのに、40歳を超えてしまった。 子供の頃、物置から竹ぼうきを持ち出しては空を飛ぶ練習をしていた。 キキみたいに集中してやれば、きっと飛べると信じていた。 当時のわたしの魔女に対するイメージは、 自由に空を飛び回り、ときどきかわいいステッキで魔法を使
以前、こんな記事を書きましたが、 ラジオから時代の変化を知る してチャリティー|so-neco1982 https://note.com/sonec82/n/n140f9af0e2c3?magazine_key=ma0ad02b59822 今年も12月24日正午から、ラジオのニッポン放送にて 24時間の生放送で、音の出る信号機設置のための募金を募るチャリティー番組が放送されます。 音の出る信号機は、わたしたち視覚障碍者が安心安全に横断歩道を渡るためにとても重要なものです。 そ
ほとんどの方がトランプゲームで遊んだ経験があるかと思います。 小学生の頃、わたしの視力は0.1くらいでしたが、普通のトランプのカードに目を近づければ数字が見えていたので、親戚が集まった時などはよく遊んだものです。 そして失明し、盲学校に入って初めて知ったのですが、世の中には点字がついたトランプというものがあるのです。 見た目は普通のトランプと同じ。 ただ、カードに点字がついているだけです。 でも、例えば「スペードの3」なんて書いてあっても長くて読みにくい。 スペードの
各地、文化祭が行われる季節ですね。 場所によって違いはあるかもしれませんが、わたしが通っていた盲学校にも毎年文化祭がありました。 わたしは文化祭当日も楽しかったですが、その前の準備期間もけっこう好きでした。 文化祭前は夜まで学校に残ってよかったりして、なんかいつもと違うわちゃわちゃした雰囲気がよかったのだと思います。 ところで、わたしは中学、高校と寄宿舎生活をしていたわけですが、 文化祭が終わると、寄宿舎のお祭り、 寮祭というものが行われていました。 寄宿舎には中学生、高校生
たまにはマッサージ師らしいことを書こうと思います。 つい先週までは夏日だったのに、今週は暖房が必要な気温になっちゃった・・・ こんな風に、季節の変わり目で気温差が激しい時期に起こりやすいのが ぎっくり腰。 身体が急に冷えたり、気圧の変動が大きかったりすることが原因と言われています。 ここで、みなさんに「ヘルスキーパー」という職業をご紹介します。 簡単に言うと、所属している会社の福利厚生として、社員さんにマッサージ施術をすることで、労働者の健康増進や疲労回復のお手伝
最近あたたかい汁物がとてもおいしく感じます。 ポタージュ、ミネストローネ、ポトフなどもよいですが、わたしは具だくさんの豚汁が大好き。 そろそろお鍋もいいかも。 なんか、そんな季節になってきた感じです。
ドラゴンボールDAIMAが始まった。 久しぶりの新作シリーズをとても楽しみにしていたし、期待通りなかなかおもしろい展開になっている。 しかし・・・ 話はおもしろい。 だけど・・・ 野沢さん以外、ほとんど声優変わっとるー!!! いや、いいんだけどね。 画面を見ることができないわたしにとって、声が変わってしまうということは、顔が変わってしまうのと同じこと。 え?今のセリフは誰が言ったの? ということになる。 ブルマはわかりやすいからいいんだけど、あとは 「おいベジ
出会った頃、わたしは20代前半、彼女はまだ高校生だった。 おとなしいと言うか、クールでお大人びた感じの子だな、と思っていたけれど。 実はメカ大好きで、オートバイを分解したこともあるという、 内側に熱いハートを持った女の子だった。 そんな彼女から夏ごろこんなメッセージがきた。 「so-necoちゃんに点字でお手紙を書こうと思っているのですが、ラインのやりとりのほうがやりやすいのかなとか、迷っています。」 わたしはうれしくて、 「え?お手紙好きだよ、ほしいな」 と返し
街を歩いているといろいろな場所で金木犀の香りに出会うようになった。 ひさしぶり! 元気だった? 今年はもう会えないんじゃないかって ちょっと心配してたけど、 秋はちゃんと巡ってきていたんだね。 うれしいよ! ありがとう。
現在、引っ越しの準備をするべく少しずつ部屋の中を片付けている。 わたしは断捨離が苦手ではない、と思っている。 特にコロナ禍を経て、ちょこちょこ物を減らしてきた。 しかし、普段の断捨離ではなかなか手をつけない奥のほうという場所があり、そこには20年以上前から鎮座している物まである。 そう、20念以上。 わたしは大学入学をきっかけにここに住み着き、それから一度も引っ越しをしなかった。 一人暮らしをすることが決まり、わたしはわりとメジャーな不動産屋に行って部屋を探した。 住居に
こういうニュースはただただ悲しい。 白杖を持っているのは目が見えないから。 その杖はあなたの目と同じ役割なんだよ。 せめて暴力はやめてくれ。 わたしは堂々視覚障碍者を貫くよ。 https://news.yahoo.co.jp/articles/f010372b15422c8df95dc80e551d0c0e0f26bdd7
ネットやラジオの特集などでときどき耳にしていたお野菜クレヨン。 みなさんはご存じでしょうか? 形が悪かったり、調理の過程で廃棄されてしまう野菜の外葉などを原料に作られたクレヨンです。 わたしは、わりとSDGs(エスディージーズ)の考え方には賛成しているタイプなので、このようなアクションには何か力を貸したいと思っていました。 しかし、わたしがクレヨンで絵を描くことはできないし、どうしたものかと思っていたところ、 友人のお子さんが最近お絵かきに目覚めたという話を聞きました。 し
入籍日前日のこと。 わたしはいつものように、池袋から東京駅に行き、東海道新幹線に乗り換えたいことを駅員さんに伝えそのお手伝いをお願いした。 「係員に連絡しますので少々お待ちください」と、改札の中に通され、しばらく待った。 その時からけっこう時間がかかっていたように思う。 やっと係員さんが現れ、思いもよらないことを言われた。 「すみません、東京駅に連絡したのですが、今人手が足りていないようで、品川にまわしてほしいとのことなのですが」 人手が足りないから時間がかかる、みたいな