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立冬とともに冬が来る

ついこの間まで、残暑というか、信じられない気温だったのが、秋を通り越して、冬のような朝の気温に驚いているが、暦は、しっかり立冬なのだから、当然といえば、当然。
じゃあ、立秋の時には、秋風が吹いたのかと、天に向かって文句を言ってみても始まらない。

寒さは、苦手である。猛暑か、極寒かと選択を迫られたら、問題なく自分は、猛暑を選ぶ。
理由は、全く個人の感想ですが、「寒いと悲しくなるのである。」お前、いい歳して何に言ってんだと突っ込まれても、「悲しくなるのである」
では、どうして「悲しくなるのか?」

まず、日照時間が短くなる。これが、悲しい。夕方のあの寂しさが、何より早く訪れるのである。そして、実は、こちらも、問題だが、日差しが弱いのである。理由は、小学校の理科の学習で振り返ってもらいたいが、この日差しの弱さが寂しいのである。何より、終末というか、衰えというか、老いというか、そういう気持ちをかき立てるである。

次は、気温である。自分は幼い頃から、大人になる頃まで、「しもやけ」に悩まされてきた。あの赤黒く腫れてしまった自分の足の指と、痛烈な痒みには、もう辛いという単語しか当てられない。そして、気温の低下は、四肢から腹部へと攻めてくるのである。日本の家屋は、夏に合わせて作ってあるということを確実に感じさせてくれる。どういう訳か、自分の潜在記憶には、朝起きると、部屋がものすごく冷えていて、たった1人の自分が、冷えた布団に寝ている。母を呼んでも、誰も来ない。何より、この寒さから逃れたいのだが、布団が出られないほど、寒いのである。こういう記憶が、その頃住んでいた8畳一間の借り間の記憶と共に、突然、蘇ってくるのも、冬なのだ。

さらに、冬は風邪などを始めとする辛い病気のシーズンである。あの悪寒と発熱の苦しさ、頭痛、場合によっては、嘔吐や下痢までおまけでついてくることもある。インフルエンザには、大学4年の卒論発表会の時に罹患して、欠席したという黒歴史を生み出している。

冬ファンの皆様には、面白くない記事だったことを、心かお詫びします。ウィンタースポーツのスピードや白銀の世界の素晴らしさ、などなど、あることは否定致しません。本当に個人の感想ということで、ご容赦願いたいです。

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