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2024年の読書No.111『動じない心の作り方』

こんにちは!染谷海時(そめたにかいと)です。

今回読んだ本は、こちら


私自身、ちょっとしたことで心の乱れが生じてしまいやすく、揺れてはバランスをとる事が多いので、ぴったりな本でした。


そんな自分が嫌になることもあるのですが、冒頭の「でもそれは、心が生きている証拠」とあり、救われたような気持ちになりました。


何より各章それぞれに学びがあり、メモしたことを含めて実生活に還元していきたいと思います。


中でも「虚仮の一念岩をも通す」という言葉。
この気持ちを持って、日々精進していこうと思いました。
本著でこの言葉と出会ったときに、特に勇気をもらい、自分自身の座右の銘にしたいと思った言葉でした。


「虚仮とは、思慮の浅い人や能力がない人。そういう人でも心を込めて一つのことを行えば、固い岩を貫通するかのように、必ず成し遂げる事ができる」※引用:P207文中


元々、弓矢使いが虎だと思いこんで放った矢が、本来ならば貫けないはずの岩をも貫いた故事に由来しているそうです。

何かを成し遂げるために重要なのは、自分を信じること(自信)。自分の想いや信念であると思います。


他にも「自縄自縛」「人の恋著を惹くことなかれ」「心不浄なるとき、仏を見ず」などたくさん出てくる仏教用語が、個人的に面白く、なるほど!自分にも必要な方にも届けていきたい言葉だと思うものばかりでした。


一冊通して、読んで思ったことは、改めて「一日一日を真面目に、大切に暮らす」ことの大切さです。何も特別なことをするのではなく、自分を信じ、「いま、この瞬間」を丁寧に生きることで、確かな自分を感じ、動じない心が養われていくのだと感じました。


・心が動じやすい
・周りが気になる
・自分なんてどうせ大したことはできない。。
と感じる方に、おすすめです。

今回Kindleで読みましたので、私も手元に置いて定期的に読み返そうと思います。

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