【書籍紹介】良い戦略、悪い戦略
こんにちはsomekichiです。
今回はsomekichiが最近読んだ中でも特におすすめな本の一つである「良い戦略、悪い戦略」を紹介していきたいと思います!
著者のリチャード・P・ルメルトさんは、カリフォルニア大学ロサンゼルスアンダーソンスクールオブマネジメントのビジネス&社会のハリーとエルザクニン名誉教授であり「戦略のプロ」です。
・この書籍を読むとどのようなことが学べるのか
・somekichiの感想
今回は主にこの2点について紹介していきます!
良い戦略の定義
この書籍のタイトルにもありますが「良い戦略」の定義を実に様々な観点や事例から説明しているのが本書の特徴の一つだとsomekichiは考えています。
「自分の一番の強み」を
「競争相手の一番の弱み」に
ぶつけること。
総じてsomekichiが最も本書を読んで印象に残ったのが、この概念です。
その他にも、良い戦略とは何かが存分に表現されており、さらに自分の状況を当てはめることで想像を捗らせることができます。
不確実な課題に立ち向かうときに力をくれる。そんな書籍であるとsomekichiは思いました。
平行読みにピッタリ
あなたが今メインにしている「職業」に関しての専門書と本書を並行で読むことで、本書はより大きな効果を生み出します。
「戦略」というものは汎用性が高く、本書では主に経営を主軸として語られている部分がありますが、ご自分の職業に置き換えて考えることもできます。
「自分の状況に置き換えて考えられる」と「専門的な一部分に特化している」の両方の特徴を兼ね備えている書籍は中々存在しないのですが、本書は「戦略」という専門的且つ汎的なテーマを扱っているため両立を実現しています。
余裕があれば、他の専門書と本書を並行的に読んでみることをおすすめしたいと思います。
個人的に過去TOP3に入る「深さ」
書籍を読んでいるときに「巡らせる考えの深さ」がずば抜けている書籍が本書の特徴です。
「戦略とは何か」
「良い戦略とは」
「悪い戦略とは」
「戦略の立て方」
「状況の読み方」
「目標の立て方」
「アイデア」
「組織」
「リーダー論」
などなど...
この書籍は何重もの考えの「気づき」を私に与えてくれました。これほど、物事に対して集中し「深く考える」に及んだ書籍は久しぶりでしたので、非常に読み終わった後もしばらくその場から動けなかったほどです。
リーダーやビジョンを立てる人にこそ読んでいただきたい一冊
「組織を牽引する人間」に是非とも読んでいただきたい。そんな感想が自然に出てくるほど、特に「未来を見る必要性がある人」に特化した書籍であることに間違いありません。
組織に気づきを与えて、どの方角に進むかを決める。それが組織の長の役割であり、如何にその方角と進み方が正確かで、行きつく先は天国にも地獄にもなります。
自らが組織を引っ張る立場の方には是非、ご一読いただきたいと思います。
まとめ
・良い戦略を導き出すのを助ける書籍
・他分野の書籍とも相性が良い
・組織を牽引する人は読むべき書籍
まとめると上記のような感じになりますでしょうか。
「考えさせられる度」は勿論の事、面白さでもピカイチで、400ページからなる説得力のある文章の数々と大量の文献で「行動を促される書籍」であることに間違いありません。
本noteを読んでもし興味が出てくるようであれば、読んでみることをお勧めしたいです。
「戦略」について考える良い機会を与えてくれる「良本」でした。
ここまで本記事をご覧いただき有難うございました!
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