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祝 fpが帰ってきた!SIGMAファンになった3つの理由とは?

本日午前中、修理に出していたSIGMA fpが帰ってきた。

おかえり!fp 待ってたよということで
夕方 休憩がてら外に連れ出す

基盤交換となると、2〜3週間はかかると思っていたため、1週間で帰ってくるという爆速での対応に驚いた。
すっかりSIGMAのファンとなってしまった自分だが、今日はその理由を紹介したい。

ちなみに、載せている写真は、復帰戦として軽く外に連れ出したときに撮ったもので、本文には一切関係がない。

1.シンプルでミニマム!個性に魅了される

SIGMAの製品といえば、高性能なレンズと個性的なカメラと評されることが多い。
これまで、自分はメインがPENTAXだったため、SIGMA製品を手に入れたことはなかったのだが、先日fpを購入したことにより、カメラとレンズが手に入った。
そして、この個性的なカメラにどハマりしてしまった。

しおしおだ

まず、賛否両論あるかもしれないが、fpのシンプルかつミニマルな筐体が好きだ。
付属レンズは、金属製でしっかりとした作り。ずっしりとした重みに高級感がある。
カメラにレンズを装着しても、シンプルなその見た目はそのままで、都会を歩いていて、ふと百貨店に入りたくなっても浮かない。
どことなく、ファッションアイテム的なオシャレ感すらある。

セイタカアワダチソウはいつでも元気

実は、今年購入に至る以前、おおよそ1年前くらいに、その見た目に惹かれて、家電量販店へfpを見にいったことがある。
当時はカメラを始めたばかりだったこと、メイン機だったPENTAX Qと比べて重いと感じたことから購入は控えた。(後に、Qが軽すぎることに気がついた)

これは元々この色なのか それとも紅葉なのか

そして年月が経ち、再び気になって手に入れるに至るが、当初は、fpの操作性や描写など、あらゆる部分が独特だと感じた。
だが、これがどハマりするきっかけになる。

このレンズはボケが上品な気がする
キットレンズだが高性能…

決して、もう少しこうだったらがないわけではないし、細かいことを言い出せばキリがない。
しかし、それでも好きだと思えるのは、とにかく見た目が好みであることと、バチっとハマったときの写真のアウトプットに感動があるからだ。

葛に覆われている電柱

むしろ、どんな表現になるか、1カ月使ってみても、傾向がいまだに分からない。自分の技術力が低いからだという説も大いにあるが、分からないからこその楽しみがある。
モニター表示はされているので、被写体にレンズを向ければ全く分からないということはないが、撮ったものを取り込んだら思ったものと違うということは常だ。
ある意味、フィルムカメラ的な楽しみ方なのかもしれない。

最近コスモスをよく見るのだが
これは普通のコスモスとは種類が違うのだろうか?

そうなると、SIGMA fpがお供の散歩では、脳内でのぼやきが止まらない。

「AF、仕事してくれ〜!あ、でも、このピンボケ写真なんかいいかも」
「思ってたのと違うけど、面白い写真が撮れたからよし!」
「何を撮ればカッコいい写真になるんだろう?」
「うお!なんかめっちゃカッコいいの撮れた!なんで?」
「そもそも、このカラーモードに合うシチュエーションは?」
「今日は、絶対この設定でイケてる写真を撮るんだ!」

さまざまな感情を呼び起こす撮影体験は、面白さのひとつであり、SIGMAに惚れざるを得ないのだ。

2.誠実な企業姿勢から生まれる安心と信頼

今回、SIGMAファンになった決定的な出来事は、初期不良対応だ。

平日の朝、カスタマーセンターへ電話を入れて症状の説明をすると、懇切丁寧に事情を聞いてくださり、迅速に修理手配をしてくれた。
そして、メールで発送方法の連絡から、荷物が届いた連絡、発送の連絡と、タイムリーに状況を共有をしてくれる。

下がりきっていたテンションは、この対応で持ち直した。

透ける葉が好きでつい撮りがち

返送時の梱包は「傷ひとつ許さない!」とでも言いたげなほど厳重で、緩衝材がこれでもかと詰まっており、段ボールが普通のものより肉厚だった。
これなら、多少投げ飛ばされても、カメラとレンズは無傷だろう。(もちろん、日本の運送会社の方々が丁寧に荷物を扱ってくれることは百も承知だ)

逆光チャレンジ 眩しすぎた

そして、驚くべきことにSIGMAは、私が梱包の際に本体とカメラ、バッテリーの雨避けとして使ったジップロックも返送してくれたのだ。
自分としては、処分をしてもらって構わないものだったのだが、おそらく、カインズで買ったネコ柄のジップロックだったためわざわざ返送してくれたのかもしれない。
細かい気遣いが感じられて、温かい気持ちになった。

中央線と紅葉の色がマッチしている

SIGMAのホームページには、SIGMAが大切にすることとして「革新的な製品とサービスを提案し続けること」という項目がある。
その詳細には「撮影者としての視点も大切にし、ユーザーが本当に必要とするサービスを提供していきます」との記載があるのだが、私が今回の件で感じたのはユーザー目線に立ったサービスとその質の高さだ。

航路が変更されてからこの時間帯は
頭上をばんばん飛行機が飛んでいる

カスタマーサービスへの電話のつながりやすさもさることながら、無駄のない効率的な対応で、最短での修理を実現してくれて、写真が撮れないことによる気持ちの落ち込みまで軽減してくれた。
そして、一度出荷した製品であっても、新品同様に丁寧に扱ってくれていることが手に取るようにわかる。
さらに、ユーザー目線での気遣いがある。

下校時間に被ったらしく
多くの学生が駅に向かって歩いていた

今後、なんらか不具合が出たとしても、同じように対応をしていただけると考えると、安心と信頼を存分に感じることができるのだ。

3.製品はほぼ100%日本で製造

SIGMAの工場の様子は見たことがあるだろうか。
見たことがない方は、ぜひこれを見てほしい。

自分は、てっきり、カメラやレンズは多くの行程が機械で作られていると思っていた。
しかし、SIGMA製品は手作業の行程がかなり多く、丁寧に組み立てられている。
つまり、自分の手元にあるfpもレンズも、この方々によって組み立てられ、テストされ、出荷されたのだ。
勝手に製品を通じて人の温かさを感じてしまった。
この工場は、日本の福島県にある。

ポツンと落ちている

余談だが、自分は福島県の猪苗代と磐梯をとても気に入っており、夏は猪苗代、冬は磐梯と2年連続で年2回訪れている。
SIGMAの工場は、ちょうど磐梯にあるのだ。
この部分も含めて、個人的にポイントが高い。

総武線も紅葉と相性抜群

これはちょっとした固定概念かもしれないが、日本で製造されたものは品質がいいと思っている。
服でもなんでも、made in Japanだと嬉しくなる自分は、この動画を見てからSIGMAがさらに好きになった。

生徒の下校は完了したらしい
この時間に帰っているということは
期末テストかなんかか?

そして、日本製造だからこそ、修理対応もすぐにしてもらえるし、爆速だったんだなと納得した。
日本の技術力が詰まったこのカメラとレンズ、ずっと大切に使っていきたいと思う。

終わりに

正直、自分はカメラやレンズの性能自体は、あまり分かっていない。
別に大きく印刷するわけでも、コンテストに出場するわけでもないため、自分が好きであればいいと思っている。
だから、口コミは見るものの、実際に試してみて判断をしたいし、誰もいいと言わなくても自分がいいと思えばそれは「大切なもの」なのだ。

埋もれる

今回は、初期不良という不慮の事故での体験が元になっている記事なのだが、こういったことを自分で経験し、知られて、むしろ良かったと思う。

ということで、推しメーカーになったSIGMAへの投資として、冬のボーナスでレンズを買い足そうか検討中であることを記載して終わりにしたい。


📷SIGMA fp


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