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PENTAX デジタルフィルター図鑑 vol.1 ハードモノクローム編

PENTAXにはカスタムイメージというカラーモードの他に、デジタルフィルターという機能が存在する。
とても楽しい機能なので、ぜひ紹介したい。


デジタルフィルターも使うと組み合わせ無限大

デジタルフィルターは、jpg撮って出しの場合は9種類、カメラ内RAW現像を行う場合は21種類から選べる。

さらに面白いのが、
① カスタムイメージとの組み合わせで、同じデジタルフィルターでもニュアンスが変わる
② カメラ内RAW現像の場合は、1枚につき最大20回まで重ねがけが可能
ということだ。

つまり、自分のようにカスタムイメージの詳細やWBを触りまくる使い方をしているなら、組み合わせや表現は本当に無限大になるのだ。

ということで、正直noteですべてを紹介することは無理なのだが、少しでもPENTAXの魅力を伝えたいので、少しずつデジタルフィルターも紹介していこうと思う。

ハードモノクロームで水墨画を目指す

記念すべき初回は、ハードモノクロームに。

すべてのデジタルフィルターを一括で紹介もありかと思ったが、新宿御苑に梅を撮りに行ったため、急遽ハードモノクロームに限定した。
なぜならば、ふと梅のこの感じを水墨画風に撮ったら、趣がプラスされてかっこいいのでは?と思いついてしまったのだ。

まずは、スタンダードにカスタムイメージを「鮮やか」に、デジタルフィルターを「ハードモノクローム」にセットして撮影してみる。

鮮やか×ハードモノクローム

スッキリとして、白が際立ったモノクロ写真だ。
しかし、ハードモノクローム設定なので、どこか絵のような雰囲気がある。

ただ、水墨画といえば、墨による滲みや掠れ、そしてセピア感が欲しい。
この設定だと、爽やかすぎるし、パキパキしている感じがする。

では、「GOLD」(黄色みが強く出るカスタムイメージ)はどうだろうか。

GOLD×ハードモノクローム

悪くない…だが少し柔らかくなりすぎてしまった気がする。
梅自体が柔らかい雰囲気を持っているので、もう少しハッキリと写してもいいかもしれない。

次に試してみたのは、自分のお気に入り「里び」だ。

里び×ハードモノクローム

これは水墨画っぽい!
特に、花びらのグラデーションと枝の黒さなど、白黒のバランスが絶妙だ。

今回は、これで撮っていくことにする。

作例紹介

では、早速作例紹介として、撮ってきたものを載せていきたい。

水仙

椿

カラス

最後に

機能が豊富だと、永遠と遊んでいられるので、必然的にPENTAXの持ち出し頻度が高くなりがちだ。
正直、ここまでたくさんの機能とカスタマイズ性を備えていると、自分が死ぬまでに機能全部を使いきれるのだろうか?なんて思うことも(笑)
もうここに対しては、言えることはひとつだ。
善処する!


📷PENTAX KF


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