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イタリア:夏のドロミーティ山脈1(2022年)

毎日35度以上の日が続くイタリア、バカンスというほどではないが、週末に3回ほど涼を求めて山へ行ってきた。
恥ずかしながらイタリアに30年以上住んでいながら、しかも北イタリアにいながら、あまり興味がないというのもあり、世界遺産にも登録されているドロミーティ山脈はあまり行ったことがなかった。スキーもやらないので、なおさらかもしれないが、昨年用事があって行ったトレント県のカナゼイなどの辺りが良かったので、今年は泊まりがけで行ってみた。

サン・ペッレグリーノ峠 (Passo San Pellegrino)

ちょうどこの日は牛が放牧されていた。
いろいろな品種の牛たちがいた。

今回はモエーナという町に行ってみることにしたため、そこに行くにはこの峠を通る。標高1918メートル、数件のホテルもあり、リフトも数カ所から発着している。おそらく冬の方が人で賑わうとみえ、ホテルもいくつかは閉まっていた(別の事情かもしれない)。

ここでランチを取ることに。

イタリアからオーストリア、南ドイツにかけての典型的な山の料理であるカネーデルリ。パンと卵、ベーコンなどを混ぜて丸めたお団子。チーズとあえて。
オルティーカという西洋イラクサをフィリングにしたラビオリ。苦かった!

山を見渡しながらテラス席で食べたが、とても気持ちがよかった。皆車、バイクでここまで来るが、なんと、馬で到着した人も!

テラス席のそばに”駐馬”された馬たち。

ビオトープの湖を散策

この峠にはビオトープの湖もあり、食後に周囲を散策してみた。

所々に木製の彫像がある。
ベンチもあるので休んだり、マットを敷いて寝転んだりしている人たちも。
「ゴミは持って帰りましょう」看板も木製。

本当はリフトに乗って上の方まで行ってみたいのだが、なんせうちの男たちは高所恐怖症なので、どうにも無理。いつか一人で来るしかないかもしれない。

(つづく)

2のモエーナ

3の「山登り」

記事に入れていない、みんフォト提供用の写真