初心者がマーケティングについて書いてみた
こんにちは。EC制作会社ソレプロの石村と申します。
今回は、マーケティング初心者の目線でマーケティングについて書いてみたいと思います。
ソレプロではマーケのプロの先輩方に揉まれつつ、日々お客様のために頑張っています。またマーケティングのeラーニングで学んだり、デザインの本を読んで勉強しています。
はじめに
「マーケティング」という言葉は聞いた事あるけど、マーケティングって何？と聞かれると説明できない…そんな人は少なくないのではないでしょうか。私もそのうちの一人です。
マーケティング論は奥が深く、全てを網羅するのは難しいので、この記事ではマーケティングの概要について書いていきたいと思います。
マーケティングって何？
マーケティングの定義はいくつかありますが、日本マーケティング協会では以下のように定めています。
”マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である”
…正直、私にはこの文章の理解は難しかったです。
マーケティングについて分かりやすい言葉でよく表現されているのは「商品やサービスが売れる仕組みを作ること」です。
端的に言えば、マーケティングとは勝手にモノ（商品やサービス）が売れていく仕組みを考える事です。
マーケティングって何するの？
モノが売れる仕組みを作るために何をするのか、簡単な流れは以下の通りです。
調査 → 商品企画 → プロモーション → 販売 → フィードバック
まず調査の段階で、誰に？何を？どのように売るのか？をしっかり分析する事が大切になります。なぜなら次の段階である商品企画で、対象が定まっていないと顧客が求めるものを絞り込めないからです。逆に言えば、対象顧客についてしっかり調査・分析が出来ていればその後の作業はスムーズに進んでいくと考えられます。
調査・分析の関連記事は過去のソレプロぶろぐでも紹介がありますのでぜひご覧くださいませ！
調査でしっかり顧客について分析が出来たら次は顧客が求める商品を企画します。
顧客は何を求めているのか？単に顧客が欲しいモノを考えるのではなく、なぜそれが欲しいのか？まで掘り下げて考えることが大切です。そこで顧客が本当に求めているものが見えてくるのです。
”対象”と”モノ”が決まれば次はどのようなプロモーションを行えば効果的か考えます。
顧客がよく利用する場所（目にするもの）に広告を出すなどのアプローチを行います。対象が年配の方であるのにSNSで広告を出しても効果的ではありません。このように顧客に合わせたアプローチを考える必要があります。
プロモーションが決まれば、それに合わせた販売を行います。
こちらも顧客に合わせた販売方法を考えます。
先ほどの例でいきますと、対象が年配の方の場合ネットショッピングよりも対面販売の方が効果的です。さらに大きなショッピングモールよりも地元の馴染みのお店の方が購入しやすい、など顧客に効果的な販売方法を考えます。
最後に一連の流れをフィードバックして、良かったところ悪かったところを洗い出し良い点は伸ばし、悪い点は改善を行なって改良して行きます。
全ての作業で共通していることは顧客の視点に立って考えることです。なので最初に”誰に？”をしっかり考えることが大切なのです。
さいごに
マーケティングについて色々調べていますと、「顧客について知る事」が大事だということがわかりました。
以前の私はざっくりと「マーケティング＝斬新なアイデアを考える事」だと思っていました。でも実際は、誰を対象とするのか？その人は何を求めているのか？その人に最適なアプローチは何なのか？地道な作業の積み重ねでした。その先に斬新なアイデアが生まれる事がありますが、大事なことは対象に合致しているかどうがなので、必ずしも斬新なアイデアが良いというわけではないのです。
そしてマーケティングを行う前に、なぜマーケティングが必要なのか自分(自社)と相手(顧客)について考える事が大切だと思いました。
この記事を読んで、少しでもマーケティングが聞いたことある言葉、からなんとなく意味のわかる言葉に変わっていれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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