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脳内デトックス!15年日記を書き続けている私がおすすめする『書き瞑想』とは

この時期になると、雑貨屋や書店の手帳売り場が目立つところに出てきます。色んな種類の手帳を手に取りながら「来年こそは三日坊主にならないようにする!」と決意を持っている方も多いのでは?

そんな方に、実際に15年間日記を書き続けている私から、日記を続けるコツをお伝えします。

高校生の頃から毎日欠かさずに書き続けている日記

友人との会話の中で日記の話題が出ると「え、手書き?ブログじゃなくて?」と大抵同じ反応で驚かれます。

何で手帳を買ったのかすら覚えていないのですが、始めはタイムテーブルを記録できるタイプの手帳に、朝7時に起きて〜24時バイト終わり。なんて記録をつける1年でした。

次第にタイムテーブルを無視して1日分のすき間2㎝に、その次は名刺サイズの大きさにと、段々書く量が増えていきました。

日記を書き始めて気付いたのが記録魔であること。どこに出かけて、映画は何を見て、夜ご飯は何を食べたのか…。そんなの書いてどうするんだ(笑)と自分でも思いますが、細かく書くことでやっとスッキリする究極の自己満足。

退職の決め手はほぼ日手帳?

ブログのように誰かに向けて発信するわけでもないのに、今日一日を時系列で書くとか、絵はスペースを取るから描かないなど、形式に囚われている自分がいました。

お気に入りのメーカーの日記帳を10年ほど使用していたので、自分で無意識に決めていたルールの窮屈さに気付くこともありませんでした。

今年たまたま気分転換に始めたほぼ日手帳によって、思いがけず「もっと自由になって良いんだ」と気付くことになります。

自分は今なにを考えて、どうしたいか?文庫本サイズの手帳に、見開きの半ページ分フリースタイルで書く。色を塗ってみたり、へたっぴだけど絵を描いたり。書きたくない時は数行だけ書いて終わりの日もあります。

書いて満足なので後から読み返すことは無いのですが、たまたま見返していたら、そこには仕事が忙しくて(当時は残業3時間の日々…)、鬱々としていた自分がいて「これじゃいかん!」と気が付くきっかけになりました。

書き瞑想のススメ

飽き症なのに未だに続いているのは、「書くことでその日の気持ちをリセット出来る」からに尽きます。私は書き瞑想と呼んでいるのですが、嬉しかったことから、もやもやしていることなど、手で書き出すことによって頭の中がスッキリするんです。

その時の気持ちを記録したいので、どんなに眠くても出来る限りその日のうちに書くようにしています。

夜に書くのと、朝に書くのだと同じ一日でも内容が変わってきます。夜だと、良いこともちょっとネガティブなことも書く傾向にありますが、朝だと頭がスッキリしている分、ポジティブ寄りな内容になるように思います。

ちなみに、ほぼ日の糸井重里さんは、毎日続けているコラムを夜に書くことが多く、アンニュイな感じは出さないように意識的に気を付けているそうです。

続けるには無理しない!

書けない場合は、あえて埋めようとせずに空けておいて、美術館の半券やシールを貼ったり、メモ帳代わりにして良いと思います。

ブログは発信することで反応があったり、誰かが見てくれることが刺激やモチベーションになることもあります。日記はそれが無いが故に、三日坊主になってしまう人が多いのかもしれません。

でも、自分だけしか見ないことを逆手に取って、自由にするのが一番!です。手で書くことで、頭の中が整理されたりデトックス効果もあります。

自分と向き合う時間としての「日記」は私にとって欠かせないもの。これからもずっと書き続けたいので、旦那さんは日本語が読めない外国人が良いな…と思ってます(笑)

編集:円(えん)

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