生きづらさから解放!内向型の人生戦略
皆さん、こんにちは!
SoLa(@sola_trip)スーラーです。
日本ってこんなに豊かな国なのに、
なんでこんなに窮屈なのだろう・・・?
日本人の7割が、
社会の生きづらさを感じ、
5人に1人が、
一生の間に何らかの精神疾患にかかると言われてます。
また、コロナ禍を機に
生活満足度に大きな変化がありました。
内閣府による報告調査によると、
仕事時間/通勤時間が減ったことで、
「健康状態」や「Well - bing」満足度が
あがりました(図表5-2)。
一方、「生活満足度」は大幅に下がり、
今の生活に満足している人は
バブル崩壊期より低い、
たったの55.3%というデータもあります。
ではなぜ、日本は世界的にみても
安心・安全に生活ができ、
社会保障・医療制度も充実してるにも関わらず
生きづらさを感じるように
なったのでしょうか?
その原因は、日本に3つの
変化が起きているからです。
この記事では私が
幼い頃から海外文化に触れつづけて気づいたことや
ビジネスで学んだことを踏まえ
日本を生きづらくしている
3つの社会的原因をお伝えします!
量子学・東洋医学・心理学で学んだ
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どん底を生きたSoLaを知る
日本を生きづらくする3つの社会的理由とは?
「2023年 世界幸福度ランキング」によると、日本は47位で
GDP世界3位の経済大国としては、最も深刻なレベル。
しかし、コロナ禍にも関わらず、
日本の幸福度は、2020年から3年連続で上昇し
8年ぶりに40位台に返り咲きました。
ランキングの順位があがった主な理由は、
コロナ禍で、人のつながりの大切さが再認識された、
「社会的支援」の上昇です。
一方、
指標ではかれない「残差」が、45%を占めるため
6要因では説明できない“ 大きな要因 ”があると
専門家の間でも注目が集まっています。
幸福度ランキングの足をひっぱる黒幕は?
厚生労働省による「日本人の死因順位」によると、
亡くなる理由のうち、最も「自殺」が高く、
10代〜50代まで、すべての年代で上位を占めています。
こうした状況は、国際的にみても深刻で、
若い世代で死因が自殺である国は、先進国(G7)では日本だけ。
自殺の動機を分析したところ、「健康問題」が全体の50%を占め、
ほかの「経済・生活問題」「家庭問題」と比べても大きな影がみられます。
さらに「健康問題」の内訳をみていくと、
40%以上が、うつ病など精神的な悩みを抱えています。
こうした結果からも、
幸福度ランキングを著しく足を引っ張る
45%の“大きな要因”は、
「心の健康」ではないでしょうか。
では、なぜ日本は
ここまで「心の健康」に欠けるのか?
それは以下3つの原因があるからです。
日本を生きづらくする3つの社会的理由とは?
1.他国より自分に厳しい「自責型」日本人
近年「セルフ・コンパッション(SCS)」が
話題になってきましたが、
日本人は他国と比べて、SCS度合いが
圧倒的に「自分を責めすぎる」傾向にあることが
研究で分かってきました。
また、世界の起業家への投資を行っている
500 Startupsが実施した「起業家 意識テスト」でも
東南アジアの創業者は、間違ったり失敗したとき、
「もっとうまくやれたはず・・・」
「私はダメな人間だ・・・」
と、強く自分を責めることが分かり、
「成功するうえで、私生活・健康・人間関係を
犠牲にしなければならないと思っているなら大間違いだ」
と指摘されています。*参考
特に、儒教の影響が強い国(日本や台湾など)は、
「自分を批判して、自己改善をはかる」ことが
美しいとみる文化があるようです。
こうした価値観のもとでは、
常に「他人の目からみた自分」を気にして、
自己価値を決めることが求められ、
親や周りの期待や要求に応える生き方を
歩むことになりました。
その結果、
「完璧でなければならない」
と自己基準があがり、
「過度な自責思考」がつくられてしまったんですよね。
2.個性を抑圧しておきながら、個性を求める社会
「今この瞬間、何を食べたいのかもわからない」
こんな人が増えています。
グローバル化が進んだ今。
社会から評価されるのは、
「コミュニケーション能力」「積極性」「行動力」
など、個性を主張する外向型人間。
しかし、
これまで「普通」や「当然」を
求められて育ってきた私たちは、
急な「個性を求める」社会変化に
適応しきれずにいます。
特に、自責型は
意識のベクトルが内側に向かいやすく
一人で悩みを抱え込みがち。
また、メンタルヘルス後進国と呼ばれる
日本の社会体制も十分ではないのが現状です。
成果主義、効率主義が
正解とされてきた時代のなかで
自分の「本当の気持ち」
自分が「本当に求めるもの」
が分からなくなるのも当然ですよね。
3.将来に希望がもてない「超成熟社会」
日本は、経済やインフラが発展したことで、
物質的に豊かな国になりましたが、
バブル崩壊直後から続く「失われた30年」。
経済成長が長期にわたり停滞し、
30年間、年収が増えないどころか
令和4年の国民負担額は、46.5%!
稼いだ額の半分を
社会保障や税金に回されるようになりました。
自分の将来どころか、日本の将来さえ
どうなるのかわからない不確実なか、
将来に希望を持てない若者が増え続けるのも
当然なのかもしれません。
このように私たちは、
「自分に厳しい自責型」「求める人材の社会変化」「超成熟社会」
という、とても生きづらい社会にいます。
戦前までの日本は、
「神道」を中心に、
人と社会と自然のつながりを重んじ、
国の発展を祈る文化がありました。
しかし戦後以降、
教育方針が大きく変わり、
“一般社会”に適応する人材が求められる
量産型社会に変わってしまったんですよね。
だからこそ、
年間250万人がうつ病などの精神病に悩み、
その多くが「過度な自責思考」をもつ
内向型ではないかと思います。
では一体なぜ内向型の多くが、
心の悩みを抱えているのでしょうか?
それは、主に3つの特徴があるからです。
過度な自責内向型の3つの特徴
1.完璧主義
完璧主義な人は、事前準備をしっかり整えて、
計画通りに遂行しようとするため、
計画通りに物事が進まないとイラだちを覚えたり、
許容範囲を超えると
途端に対処方法がわからなくなる傾向があります。
また、併せて自責思考をもつ人も多く、
すべての問題は「自分の責任」と捉えるので、
人一倍、心を崩しやすいのが特徴。
不安神経症にもなりやすい傾向にあります。
完璧主義を放っておくと
神経を緩める感覚が麻痺し、
緊張感・疲れやすさ・怒りっぽさ・頭痛
肩こり・不眠・集中困難など
身体にも症状があらわれます。
2.外発的モチベーションが低い
外発的意欲とは『報酬』や『評価』など、
外側からもたらされる動機のことです。
内向型の人は、
逆に『好奇心』や『やりがい』など、
内側からもたらされる動機によって
とんでもない動力を発揮します。
3.リスクに敏感
刺激に敏感な内向型は、
罰に対する感受性が高いことがわかっています。
例えば、
・嫌われたくないから、あらかじめ完璧を目指そう
・癌のリスクが怖いから、添加物は避けよう
など
こうしたなりたくない像を前提に
次の行動を決める思考・行動性をもつので、
計画的に動いたり、
真面目でいい加減なことができなかったりします。
こうした主に3つの特徴によって、
社会での生きづらさを感じ、
心の健康を保つことが難しくなっているのが内向型。
しかし、
「私は社会の不適合者だ・・・」
そう嘆くにはまだ早い!!
「心の健康」は、気質の活かし方次第で
世界を動かすリーダーになることだってできます。
静けさの裏にある内向型のすごい力
なぜ、ウォール街が大暴落しても、
ウォーレン・バフェットは成功したのでしょうか?
かつてバフェットは
「投資での成功は、IQとは関係ない」
「通常の知性があれば、他に必要なのは、
投資で他人に迷惑をかけてしまう
“衝動をコントロールできる気質”なのです」と語った。
内向型の割合は、人口の1/3といわれる中、
“衝動をコントロールできる気質”は、
思慮深く物事を考えられる内向型の特徴の1つです。
他に、世界で活躍する内向型は、
・マイクロソフト共同創立者 ビル・ゲイツ
・フェイスブック創始者 マーク・ザッカーバーグ
・物理学者 アルバート・アインシュタイン
・女優 エマ・ワトソン
など、気質の活かし方次第で
どんな分野でも活躍できる可能性を秘めています!
そんな内向型に共通する強みは、
鋭い「感覚処理感受性」です。
神経科学ヘレン・トムソン博士は、
感覚処理感受性は観察能力によって高められ、
20%の人がこの能力をもっているとしています。
この気質をもつ人は、
音楽など芸術分野〜痛み、薬、コーヒーに至るまで、
あらゆる小さな感覚を
正確に感じることができ、
この才能をつかった課題では、
外向型よりはるかに良い成績をおさめたようです。
こうした特徴は、
すべて「脳の動かし方」によってうまれています。
基本的な脳のメカニズムを知ると、
強みである「感覚処理感受性」の活かし方
を理解することができます。
その結果、心の健康が保たれるだけでなく、
「強み」が活かせると、
どんどん人生好転させることだって簡単です!
生きづらさを感じる国だとしても、
最終的に生きやすくできるのは、“自分”です。
▼▼▼
今日のおすすめ本の紹介
★自分らしく生きたい!★
かつての私は、
「こうなりたい!」
と理想を語る裏で、自己否定をくり返して
「なりたくもない自分」を演じ
ずっと生きづらさを感じていました。
がんばって我慢して生きることが
正しいとさえ思っていました。
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