感情は尊び、かつ出しすぎないこと②
こんにちは。
前回は、感情は尊いものではあるものの、出しすぎない。きちんと制御するということを書いていきました。
今回はその続きです。
まず、始めに持つ認識は、「感情はあなたの中心ではない」ということ。
感情は、彩りある人生を送るのに不可欠な大事な存在です。
喜び、楽しさ、意欲、などを感じられるからこそ、わたしたちは幸せに楽しく活きられる、また活きようという気にさせてもらえます。
ただ、注意点は、あくまでも感情はわれわれの活きる力を支えるサポーターの一人であり、私たちそれ自身ではないですし、中心の存在、リーダー、主ではありません。
だから、感情の赴くままに行動したり、心の中を感情の動くままに思考させていては、良い人生を送るのは困難になるでしょう。
必要なことは感情と距離を起き、冷静に観察すること。
そして、判断はあなた自身の本当の心にさせることが肝要です。
「本当の心」についてはまた詳しく書きます。
ここでは、”感情”はあなたの一部分であり、それ以上の権限をもたせることはならない、ということを覚えてください。
と、言われても、いままで感情=すべて自分の心だと誤認して生きてきた場合、そうすんなりと感情と本当の心との距離を置くことはどうすればそうできるか見当もつかないでしょう。
私もまさしくそうでした。
しかし、現在は少しづつ変化してきています。
感情との距離の置き方、本当の自分自身と感情との違いに気づけるようになってきたのです。
その方法は、まさしく「座禅」にあります。
ラクな姿勢で、しばらくの間じっとしている。
目は、閉じれるなら閉じる。
耳は、「安定打坐」で検索して出るブザーやおりんの音に集中し、その音が途切れた瞬間のフッっと無になった感覚を意識する。
それを、暇を見つけ実行し続けるだけです。
最初、1ヶ月くらいは、まぁなにか心も落ち着くような気がするな程度でしか感じませんが、
2ヶ月3ヶ月と続けるうちに、なにか心がスーッと静かな水面のような、静寂の世界に入り、なんともいえない幸福感のような穏やかな心境に入ることができるようになってきます。
そうなると、自分のほんとうの心がだんだんと見えてきます。
ぜひ今日から、あなたも実践してみてください。