私が煎茶道を始めた3つの理由
今回は、よく質問を受ける「私が煎茶道を始めた理由」をご紹介します。煎茶道を知らない方、始めようか迷っている方などに読んでいただければ幸いです。
1. 日本文化と言えば"茶道"
煎茶道を始める数年前、私はひょんなことから盆栽を始めました。特に日本の文化や伝統に興味があったわけではありませんが、次第に盆栽の持つ文化性や他の日本文化に興味が広がってきました。
「日本文化にまつわる新しい趣味を始めたい」と思い始めた時、頭に浮かんだのが茶道でした。これまで日本文化との接点の少なかった私にとって、日本文化の代名詞は茶道でした。ただし、この時は茶道と言えば抹茶道であり、煎茶道のことは全く知りませんでした。
2. 自宅で日本茶を美味しく淹れられる
抹茶道について調べていた時、偶然に見つけたのが煎茶道です。多くの皆さんと同じように煎茶道の存在を初めて知った私は、煎茶道とはどのようなものなのか単純に興味がわきました。
少し調べてみると、煎茶道とは急須を使って茶葉からお茶を淹れる茶道だとわかりました。煎茶道で美味しいお茶の淹れ方を学べば、自宅でも美味しいお茶を飲めます。学びをそのまま生活に活かせる点に魅力を感じ、煎茶道教室を探し始めたのでした。
3. 正座をしないことは現代の生活にマッチしている
煎茶道教室を探す中で出会ったのが、煎茶道 黄檗売茶流です。
黄檗売茶流の大きな特徴の一つは、テーブルとイスで行う立礼式を正式としており、お稽古でもお茶会でも正座をしないという点です。
現代では、自宅に和室はなく、生活の中で正座をする機会はほとんどありません。立礼式というのは私たちの生活にとてもにマッチしていると思いました。また、日本に興味を持ってくださる海外の方にも、正座を心配することなく気軽に参加いただけます。
こうして私は黄檗売茶流に入門しました。
こんな私ですが、現在は黄檗売茶流 準師範として日本橋・人形町で煎茶道教室を開催しています。煎茶道にご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?