股関節の痛み
今回は股関節の痛みについて話します。
股関節の痛みと聞いて何を思い浮かべますでしょうか。
変形性股関節症、大腿滑り症等思い浮かべるでしょうか。
今回は日常生活を過ごす上で一番多い変形性股関節症について話します。
変形性股関節症とは…
普段の歩き方・立ち・動作の仕方により、股関節の骨が変形してしまう疾患です。骨が変形することで関節の隙間が狭くなりクッション材の減少が生じ、神経や血管を傷つけることで激痛が生じることがあります。
また、筋肉も硬くなり筋肉にも疼痛が生じやすくなります。
どうやったら変形性股関節症なりやすいの?
基本的に私の考えは以下の理由が多いと考えます。
①体重が重い人
②筋肉が弱い女性
等が考えられます。
①体重が重い方はそれだけ股関節に負担をかけます。
また、②筋肉が弱く衰えてくると筋肉で体を支える力が弱くなり、骨・関節の負担が大きくなり動いた際に血管等が挟まり痛みが出る。
変形性股関節症の治療は…
変形性股関節症になったらどう治療すればいいでしょうか?
始めに大事な事をお伝えします。
1度変形してしまった骨は手術でないと元に戻りません。
ではどうするか
①筋肉をつける
②歩き方変える
③姿勢を変える
これらが大切です。
①どこの筋肉を付けていくか。
O脚もx脚も似た筋肉が大切です。
○薄筋
○臀筋群
○大腿四頭筋(特に内側広筋)
②歩き方では、o脚もx脚も骨で支えることが出来なくなることで筋肉の負担が上がり疼痛に変わっていくことが多いです。
→そのため母趾を意識し力を入れることで骨で体を支えることが出来、筋肉の負荷が減少疼痛が減少します。
③姿勢は骨盤の捻れ、骨盤を中間位に保つことで膝を曲げて歩くことが大切です。
いかがだったでしょうか。
一度曲がった骨は治せないため、曲がらないように姿勢・歩き方等注意しましょう。
次回をお楽しみに!!