見出し画像

noteではいろいろと学ぶことが多いですよね。

そんな中で、こちらkakiemonさんの記事。
負の感情を上手に可視化して内観し、見事に昇華しております。

毎日、風呂を焚いているのは私なのだから、放っておいてくれる?!
もう、何年も焚いているのよ?!
追い焚きして、「ばあちゃんが!」って言うのなら、毎日焚きなさいよ!
私が追い焚きするので、放っておいて!
って言ってやる!だなんて思いながら、その日は、なかなか寝付けなかった。
寝付けないまま、いつまでもいろんな思いがグルグル巡っていた。
と、一瞬思考が止まった。
そして、思考は変わった。
やーめた!言うの、やーめた!
やめたら、これ「note」の記事のネタになるやん!

「義母と薪風呂を巡って!」より引用

負の感情に怒りのガソリンを注ぎそうになったところで、ふと
『note』記事ネタになる!
そんな俯瞰の視点に立ちます。
そこから、自分の感情を客観視し、内観することで最終的には、
以下のように負の感情を昇華させています。

私はわたしの出来ることをしよう。
キレて言ったって、得したこと1回もないしね。
自分の馬鹿さ加減に、後悔するだけだ。
「note」があってよかった。
ちょっとスッキリした気がする。
ブラックな気持ちを整理するために、書くのもアリかな。

同上の記事より引用


我慢は良くない

何か嫌なことを感じた時、その感情を素直に出せる人はそれだけでも幸せです。
良くないのは、湧き上がる感情に蓋をして我慢することです。

「こんなことでいちいち怒ったらみっともない」
とか、
「人から良く見られてたい」
などの理由から、湧き上がる感情をグッと我慢してしまう。

我慢すること自体、相当なストレスをうけ、精神的にも肉体的にも負担がかかります。
さらに、このような我慢を続けていると、自分の中で起こっている感情の変化に鈍感になります。

つまり、自分の本当の感情がわからなくなるのです。

ブチギレる理由


レジで、ブチギレて店員に食ってかかる客なんかをみると、「ああはなりたくない」と思ってしまいます。

しかし、そんな「ブチギレ客」も会社ではとっても「温厚」とか「おとなしい人」と言われていることが多いものです。

このような人たちは、会社の上司や取引先などの利害関係者に対して過剰なほど忖度していたり、日常の人間関係でも、ついつい相手の顔色を気にして、自分の感情に蓋をしてしまいがちなのではないかと思ってしまいます。

つまり、いつも怒りや不満の感情を溜めているために、些細なことをきっかけに、その負の感情に引火して、大爆発を起こしているのではないでしょうか。

感情との上手な付き合い方

感情をためず、上手に付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか。
その際に知っておきたいのは感情の性質です。

感情は波のように自然と湧いてくるものであり、自然とひいていくものです。

だから、そもそも湧き上がってくる感情に蓋をするなど自然の摂理にあっていません。

では、この感情にどう向き合ったら上手に付き合うことができるのか。

それは、ただただ、その様子を観察し、味わうことです。

例えば、あなたが、姑に嫌味を言われたと仮定しましよう。
その時、あなたは、カチンと怒りのスイッチが入ります。

ここで、怒りにガソリンを注ぐようなことをしてはいけません。

「ああ、この間も、その前も、1年前もそう!この嫌味な言い方やめてほしい!と旦那に言ったのに、旦那は何もしてくれない!全くどいつもこいつもうどうなってるだ!」

こんなことを考えると間違いなく怒りの炎はどんどん燃え盛り、終いには
ドッカン!
と爆発することでしょう。
または爆発寸前の怒りの炎を我慢したとしたら、相当なストレスが心と体にかかります。
そしてその歪みが何かしらの病気という形になるかもしれません。

そうではなく、第三者の視点で自分の中に湧き上がっている感情の波を観察するのです。

「あ、今怒りの感情が湧いている」
できるだけありのままの状態を観察して、言葉にするのです。

すると、怒りの感情はすーっと消えていきます。
6秒数えることに集中して、怒りの感情が過ぎ去るのを待つ、アンガーマネージメントと同じです。

この段階までくれば、大爆発は回避できます。
しかし、第二波、第三波が襲ってくることもありますよね。
そんな時に、知っておきたい原則があるのです。

コントロールできるのは自分だけ

「本当、あの人は何回言っても変わらない!」
そうやって腹を立てていませんか?

そもそも、そんな理由で腹を立てるだけ無駄ですよ。

なぜなら、他人はコントロールできない存在だからです。

この前提はとても重要です。

それなのに、人はついつい他人を何とかしてコントロールしようと躍起になるっているんです。

他人を何とかしようと費やしているエネルギーを自分に向けてください。

腹を立てている相手を変えるのは無理です。
でも、何か自分にできることはあるかもしれない。
できることをやる。
その方がはるかに建設的です。

noteを意識したからこそできた内観

最初に引用したkakiemonさんのこの部分こそが、見事な可視化であり、
視点変換の瞬間です。


毎日、風呂を焚いているのは私なのだから、放っておいてくれる?!
もう、何年も焚いているのよ?!
追い焚きして、「ばあちゃんが!」って言うのなら、毎日焚きなさいよ!
私が追い焚きするので、放っておいて!
って言ってやる!だなんて思いながら、その日は、なかなか寝付けなかった。
寝付けないまま、いつまでもいろんな思いがグルグル巡っていた。
と、一瞬思考が止まった。
そして、思考は変わった。
やーめた!言うの、やーめた!
やめたら、これ「note」の記事のネタになるやん!

同上の記事より引用


さらに、他人をコントロールしようという意識を諦め、手放している。

私はわたしの出来ることをしよう。
キレて言ったって、得したこと1回もないしね。
自分の馬鹿さ加減に、後悔するだけだ。
「note」があってよかった。
ちょっとスッキリした気がする。
ブラックな気持ちを整理するために、書くのもアリかな。

同上記事より引用

kakiemonさんは、
「noteのネタになる」
そう思ったからこそ、感情を可視化して記事にするとができました。

この一連の可視化こそ内観そのものであり、その結果


『私の出来ることをしよう』

という至ってシンプルですが、大事な気づきに到達できたのではないでしょうか。

終わりに

noteには、心優しいたくさんの仲間がいます。
そして、「初めまして」の新しい出会いもあります。
そんな場に出す記事だから、自然と客観的視野で自分の感情を見つめることができるのかもしてません。

kakiemonさんの学びが、今私の学びとなって、またまたnoteへの記事投稿という行動に繋がりました。

誰かの気づきが、また誰かの気づきとなって、どんどん人々に広がっていく。

noteという場があるって本当にありがたいことですね!

☘️最後まで読んでいただきありがとうございました。
☘️素敵なご縁に感謝です。
☘️「スキ」「コメント」「フォロー」も頂けたらとっても励みになります。これからも「読んでよかった!」と思える記事を皆さんに届けられるよう努力していきます。今後もよろしくお願いします。





いいなと思ったら応援しよう!

そい@心の根っこを育む小説家(先生)/小説『タペストリー』出版!/毎日投稿900日
サポートいただけたら大変励みになります!まだまだ未熟者ですが、このサポートを糧に成長し続けます。乞うご期待くださいませ💕私の渾身の過去記事もスキをいただけたら泣いて喜びあなたの記事にとびます😭 https://note.com/soisoiy/n/n78e56644bc41

この記事が参加している募集