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どひさん
2020年4月15日 21:19
土壌肥料は、土壌と植物をつなぐ分野です。日本においては、稲を中心に土壌肥料は発展してきた歴史があります。土壌にある多くの元素のうち、稲と土壌肥料を繋ぐ唯一の接点は窒素です。稲と窒素の関係がなければ、土壌肥料という分野は存在していません。ではなぜ土壌肥料分野として、窒素が重要視されているのか。そこについて書きたいと思います。窒素の多少で、籾数が制御できるいきなり結論で申し訳ないですが
2020年4月14日 21:17
前回「最小律」に関わるお話で、土壌の元素の動き方が植物の吸収メカニズムに関わるという話をしました。では、土の中で元素の移動の度合いを決めるのは一体何なのか。その一つは+(プラス)とー(マイナス)、つまり電荷が関わっています。今回はイオンのお話です。農家の皆さんに身近な電荷:CEC農家の方なら、一回は土壌診断を出されたことはありませんか?もし、やったことのない方と非農家さんは診断項目を
2020年4月12日 22:10
リービッヒの最小律をご存知でしょうか。作物の収量は最も養分が少ない元素で決まる、様々な分野でも応用されています。実際にはこれを説明した下記の「ドベネックの桶」の絵が有名かと思われます。しかし、この考えが常に成り立たない理由を、土壌学の観点で説明したいと思います。収量逓減(しゅうりょうていげん)の法則との矛盾収量逓減の法則を分かりやすく説明しているサイトがありました収量逓減の法則とは