自らが自らにかけている制御を外す。
先週末に、以前からずっと気になっていた出雲大社相模分祀へ、ライトワークをさせて頂きに伺いました。
当日は晴天で、意図せず行わせて頂いたお仕事もスムーズに運んだようでしたが、帰りの電車の中で徐々に頭が重くなり、昨日までは特に精神面において不調が続きました。不調が起こる要因としては、求められるがままにライトワークをし過ぎてしまったり、能力不足であったり、また個人的問題との絡みがあった場合などがあります。今回は特に個人的問題が主な要因であったようです。
というのも、今回のライトワークでは『制御を外す』がテーマとしてありました。このテーマがわたし個人の問題と絡んでいることを、ライトワーク後に気づかせて頂くこととなりました。
やりたいことや、なりたい自分に向かおうとするのを制御しているのは、環境や他者ではなく、常に自分自身であるということ。
普段の日常生活で、これがやりたい、こうなりたい、という想いがあっても、何かしらの言い訳や”ラク”な方に流れてしまって、自分の正直な気持ちに制御をかけて変わらない選択をしてしまうことがあります。いつまでもスッキリしない気持ちを抱えたまま、平凡に過ぎていく毎日に胡坐をかいて、”現状に満足しようしている”ことはありませんか。
なりたい自分になろうとする欲求や行動を制御しているケースは多くありますが、それはきっと、これまでの経験や見聞きした話から、本来なりたい自分や、やりたいことに向かうと、苦しい時期が必ずあることを知っているからです。またその苦しい時期というのは、周囲の目や自分が新たに開かれて変わってしまうことへの恐れ等があります。この恐れや苦悩と付き合いながら乗り越えていかねばならない。
自らが自らにかけている制御を外そうとする日々の努力や意識がけには、まずは本当の意味で自分に正直であろうとすることから始まります。
本当に今の自分で満足か、何か不満を抱えていたり、成功していたり幸せそうに見える他者を今の自分と比べて羨ましく思っていないか、心が晴れずにモヤモヤしていたり、日常的にイライラしてはいませんか。
もしそうならきっと、本当は叶えたい夢や目標を、もっともげな理由をつけて自分を制御しているからじゃないでしょうか。
自分の夢や理想、目標に向かおうとする自分の足を引っ張るのは、自分以外にいません。
向かうプロセスで起こるだろう試練や苦悩を想像して動かないでいる自分の弱さを、他者や環境やお金や時間等の適当な言い訳で隠してみたって、それではいつまでも自信はつかないし、夢や目標を叶えていく人たちを羨ましく見つめる日々が続くだけです。
どの世界もそうだろうと思いますが、わたしが見てきた限りでは、ほとんどの場合、才能や今の自分に胡坐をかかずに努力をし続けないと、今より高いステージには行けず、叶えたい夢や目標を実現することはできません。
そしてなぜ、努力が必要か。
それは、日々の努力が制御を外していく作業になるからです。
技術や能力を高めるだけでなく、それらを通して夢を実現する自分のイメージは強まります。その鍛錬と意識は当たり前になっていきます。
今回のライトワークを通して、わたしも自分自身に制御をかけている事に気づけましたので、当分は制御を外すことにフォーカスして過ごしたいと思います。