掃除はマメな方が良い

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


僕はパッと見しっかり者に見られることが多いので、夏休みの宿題はコツコツやるタイプと思われることも有る。

僕と関わり合いの多い方はそんなはずは無いとお見通しなのだが、本当のところは8月の最後の数日に泣きながら宿題に取りかかるタイプだ。

それだけならば可愛いもので、結局新学期になっても宿題が終わらないだけならまだしも、結局宿題を提出せず揉み消して無かったことにしてしまうような悪者だ。

そんなコツコツ物事に取り組むのは大の苦手なタイプなのだが、最近はまとめてやるより気づいたときに少しずつ取り組んだ方が良いと思い、その通りにしていることが有る。

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▼ 掃除はマメな方が良い
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夏休みの宿題同様、食器洗いや掃除なども僕はギリギリまで溜めてまとめてやるタイプだった。

排水口の掃除なんてものも水の流れが悪くなってようやく取りかかっていた。

排水口はとにかく汚れが集まるので汚くて見るに堪えないし、手で触れるなんて本当に嫌だった。

排水口に溜まった髪の毛の塊ほど気持ちの悪いものもなかなか無い。

だが、今では使用するたび、気が付くたびに素手で掃除するようになっている。

その理由は、以下の商品を購入して使用しているからだ。

キッチンの排水溝なんて、別にゴミかごも必要無ければ、排水溝の蓋なんてもっと不要だ。

ゴミかごに何回か分のゴミをためてから掃除をするなんてヌメヌメして不潔すぎるし、悪臭の原因にもなる。

僕はそれらの部品は取っ払ってステンレス製の網だけを使用している。

キッチンのシンクだけでなく、風呂や洗面所の排水溝をステンレス製の網にしてしまえば、ティッシュ等で網に引っかかった食材の残りや髪の毛やほこりなどを拭き取りゴミ箱にポイでおしまいだ。

そもそも、排水溝の掃除をマメにやらないのは僕が怠惰なのではなく、排水溝ネットとか排水溝を覆う蓋などがヌメヌメして不潔だし、掃除する箇所が多く掃除をする気を削ぐという仕組みに問題がある。

ヒューマンエラーではなくシステムエラーなのだ。

常に清潔だから掃除も億劫にならないし、掃除が億劫にならないからマメに掃除をして清潔になる。

そして、これはシンプルに清潔に保てるという利点だけではない。

面倒だからと言って髪の毛などのゴミが溜まって流れが悪くなってから掃除…

とすると、ずっと「汚れてるから掃除しなきゃなぁ…」と思いながら過ごす。

ずっと「汚れてるから掃除しなきゃなぁ…」と思いながら過ごした挙句、「汚くて嫌だなぁ…」と思いながら掃除をする。

「嫌だなぁ」の時間が長くなる。

ステンレス製の網に変えて、使用するたび、気になるたびに掃除するようになった今では、「嫌だなぁ」の時間はわずか数秒程度だ。

この効果は思いのほか絶大だ。

人生における「嫌だなぁ」の時間は1秒でも短い方が良いに決まっている。

常に誰に見られても良い水回りというのは非常に気持ちが良い。

僕のように怠惰な方こそ一度試してみてはいかがだろうか。

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