役に立たない特技が孤独を救えるか⁉︎
私には密かな特技がある。
それは、赤ちゃんの月齢を当てること!
子育て支援センターへ向かう建物や、駅などのエレベーターで遭遇した赤ちゃんの月齢はほぼ当てられる。
瞬時に観察し、頭の中にある自分の子やその友たちの赤ちゃん時代のデータと比較。
再度、ぷにぷに感と表情から、月齢を出す。
※真面目に書いてみたけど、ただただ、子どもの頃から赤ちゃん見るのが好きなだけ(笑)。
仕事に役に立つような特技ではないのだけど、「◯か月ですか?」と聞き、お母さんの「はい!そうです!!」というやりとりが楽しくて。
最近はかわいいと思うだけで声をかけないことが増えていたけど、今日はあまりにかわいかったので声をかけた。
先日、『母の友』(福音館書店発行)という雑誌で、お母さんたちがどんな悩みを抱えているかを読んだからかもしれない。
うちは下の子が年中さん。
だんだんと大変だった時期を過ぎつつあるけれど、上の子が幼稚園に入るまではとてもしんどかったから、久しぶりにその感覚を思い出した。
"お母さん"は孤独に陥りやすい。
家族がいても、ママ友がいても。
恵まれた環境に見えても、お母さんも子どももひとりひとり全く違うから、大変さはわかってもらいにくい。
産後、大怪我したような状態で始まる育児。
大人だけでは経験しない、振り回される生活。
自分は常に後回し。
しかも、それに疑問も持たない。
なんの問題もなく子育てできる人もいるだろうし、「なんでこんなにつらいんだ、いつ終わるんだ…」という人もいると思う。
疲労困憊、かくれ栄養不足、貧血、ホルモンバランスの乱れ。
赤ちゃんのちょっとのことで、一喜一憂しがち。
そんな日々で、ふと見知らぬ子連れアラフォーから声をかけられ、赤ちゃんの月齢を言い当てられる。
そして、驚きとひと言二言交わす時間。
子連れで年代の近い私なら、相手のお母さんも返事しやすいはずと踏んでいる。
お節介だけど、お母さんのささやかな喜び(刺激?)になれたらなと思う。
(実際は気味悪がられてたらすみません…)
子どもをみんなで歓迎できる社会にできたらなぁと思う。
いや、子どもだけじゃなくて、みんながみんなを歓迎できる社会にできたらいいな。
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