【第1回】筆入れで分かる子どもの成績
こんにちは、理子です。
私は小学3年生~中学3年生まで授業をするのですが、長年やっていると成績が伸びること伸びないこの共通点をいくつか見つけることができます。
今回は、『筆入れ』についてです。
【成績が伸びる子の筆入れ】
・筆入れが小さい。
・色ペンが3色以下。大体が赤ペン・青ペン・蛍光ペンが一本ずつ
・使うものだけを入れている。
【成績が伸び悩む子の筆入れ】
・筆入れが大きい。または筆入れが2個以上ある。
・シャーペンの本数が多い。
・色ペンの種類が多い。
・使わないものがたくさん入っている。
授業中筆入れが机の上に出ていたり、筆入れが大きい子の特徴としては、文房具を選ぶだけでたくさん時間を使い集中できていないです。
成績が伸びる子ほど筆入れもそうですし、カバンの中もシンプルです。
最低限のものだけで勉強している印象があります。
私のおすすめの筆入れの中身は以下です。
【シャーペン(0.5)】
1本か、予備を入れて2本入れておくのがベスト。芯は0.5がおススメ。
【鉛筆】
シャーペンの予備として1~2本入れておく。授業中にシャーペンが壊れたときは、鉛筆を代用するのが一番時間がかからなくていいので、1本は入れておくといいです。テストを受ける時は鉛筆の方がいいので、学生のうちは鉛筆も入れておいた方が絶対いいです。
【消しゴム】
お気に入りの消しゴムを1個。私は昔からMONO派です。
【赤・青ペン】
赤・青ペン1本ずつで、別々の方がいいです。3色ボールペンだと、いちいちカチカチするので手間がかかります。それに、間違って色を出す場合もあるので、別々のものを使った方がいいです。個人的は、フリクションのような消せるものよりも、消せないものをお勧めします。今後お話ししようと思っていますが、消せてしまうことのデメリットも勉強ではあります。特に、赤は絶対消せない方がいいです。
【蛍光ペン】
授業中に線を引かせることもあるので、蛍光ペン1本は入れておいた方がいいです。
【定規】
どの種類でもいいですが、最低一本は入れておいた方がいいです。
【付箋】
これはなくてもいいですが、あれば勉強にいろいろと便利です。小さいものと、メモをかけるものと2種類だけあればいいと思います。
以上が、私のお勧めの筆入れの中身です。
基本は、授業中は筆入れを机の上に出させないのが一番です。
使うものだけを、出させて他を机の中に入れさせます。
集中力をそぐものを周りにおかないのは勉強の鉄則です。
簡単なことなのですが、意外に徹底できていない授業は多いです。
そんな授業は、結構子供たちが授業中に筆入れを見て集中していないことが多いです。
成績をあげれるかどうかは、まずは環境作りからだと思います。
その環境をつくるのは、指導者の責任なのではないのかなって私は思っています。