泌尿器科ってどんな科?
皆さんは泌尿器科って知ってますか?
どんな病気が思い浮かびますか?
例えば、膀胱炎(ぼうこうえん)
おしっこをするときに痛みや違和感が出たり、おしっこの回数が増えたり、おしっこに血が混ざったりします。膀胱炎になる菌はたくさんあり、適切な抗生物質の選択が大切です。よくある病気ですが、治療は奥が深く中途半端な治療では治りにくくなってしまいます。また、菌がいない膀胱炎もあり、抗生剤で治らない方もいます。
例えば夜間頻尿(やかんひんにょう)
寝ている間に1回でも起きたら夜間頻尿という病気です。
何度も起きる方は、寝ぼけたまま歩くと転んで骨折する危険があったり、3回以上起きると死亡率が増加するデータもあります。
「年のせいだから」と我慢せずにぜひ受診してください。
頻尿の原因は山のようにあり、また一つでないことが多くいくつかの原因が重なっていることがほとんどです。泌尿器科専門医でしか治せないことも多々あります。治療中の方も今よりもっと良くなる可能性もあります。
他の科では間違った治療で悪化することもあります。
例えば尿漏れ(にょうもれ)
尿漏れは高齢者の病気だと思っていませんか?
もちろん尿漏れに悩んでいる高齢者の方はたくさんいらっしゃいますが、
出産を経験した女性は20代でも尿漏れをしやすかったり、
小学生の子はおねしょが治らなくてお泊りの行事が心配だったり、
尿漏れに悩んでいる方はどの世代にもたくさん見えます。
例えば血尿(けつにょう)
自分のおしっこが赤かったり、便器が赤く染まったら心配ですよね。
膀胱炎などの菌が原因だったり、石がおしっこの管に詰まったり、がんの初期症状だったりします。
当院では超音波(エコー)検査、レントゲン検査、やわらかい膀胱の内視鏡検査まで行えます。
原因がわかれば専門家である我々が治療を行い、不安を取り除くことができます。
例えば腎臓(じんぞう)の機能低下
おしっこのトラブルがなければ大丈夫だと思っていませんか?
高血圧、糖尿病、肥満、高コレステロール血症など、おしっこのトラブル以外でも腎臓は日々ダメージを受けています。
長い時間ダメージを受けると、透析と言って腎臓の代わりとなる機械で週に数回何時間も処置を受ける必要が出てきます。
そうなる前に、早め早めの相談で腎臓を守りましょう!
泌尿器科ってどんな科?
泌尿器科という科は日常生活で起こる、いろんな症状にかかわっています。
寿命にかかわる病気もたくさんあります。
小さい子から高齢の方まで、泌尿器科は身近に存在する科です。
検査も、診断も、治療も、すべて泌尿器科医が行います。
「でも、おしっこの相談は恥ずかしいな…」
そんなときは、医療モールでどのクリニックに入ったかわからないまま泌尿器科に通院できる当院で相談してください。
早ければ早いほど、適切な対応をすることで短期間で治る可能性があります。
あなたが困っている症状を、泌尿器科専門医にお任せください。
悩み始めたその日から、我々が寄り添います。
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