最近流行りのウイルスの話①
はいさーい!
みなさんこんにちは。
なぜ沖縄の挨拶をしたかというと、
ただ単に私が沖縄が大好きだからです。(笑)
でも、普通にこんにちはっていうよりも、はいさーい!って言った方がなんとなく親しみやすいかなって、思ったのでどんどん周りで流行らせていこうと思います。
前回の記事で、軽く私の概要をお話させていただきました。
気になる方はすこし見てみてください。
名前の通り、わたくし空の人と申します。
空の人と言いましても、実は地に足をつけている空の人です。
矛盾してますね(笑)
世の中にはたくさんの矛盾があふれて何かが成り立っているんだよと誰かが言っていた気がします。
3月に入り、世の中は就職活動に挑む学生さんたちや
最近流行りのウイルスのせいで生活がガラッと変わってしまった人たちであふれてきたような気がしました。
空の業界も同じです。
なぜかメディアでも空の業界のことはたくさん報道してくれるので、自分がまだ知らない内部事情も世間様には筒抜けだったりするので、なんだかちょっぴり恥ずかしい気持ちもします。
ただし、メディアはあくまでの憶測とおおまかな情報しか持ち合わせておらず、それを巧みに調節して世間様にお伝えしているもんですから、実際と違うこともたくさんあります。
でも、それは内部の人間しかわからない事実と現実なわけで、こうやって今まで自分たちは間違った認識と情報で、世界の事を分かったような気でいたんだ、と改めて実感することができました。
百聞は一見に如かず
空の人目線で、流行りのウイルスのはじまりと日本の玄関口での今までのお話をさせていただきたいと思います。
空の世界に飛び込みたいとおもっている就活生も、もしよければ
今の空の世界の現実を参考にしてください。
【流行りのウイルスがやってきた】
2019年の秋ごろ、どうやら中国で変なウイルスが発生したらしいと空の世界でちょっぴり話題になりました。しかし、世界中を相手としている私たちにとって、ウイルスなんてものは、毎日どこかで発生しているものであって、そこまで危機感は持っていませんでした。
季節はずれのインフルエンザみたいなものだろうと、そんな認識でした。
その頃はまだ、私たちが気軽に世界中のどこにでも行ける時代。
特に日本のパスポートは世界一と言われるほど。
余計な渡航書類なんて必要なかったし、格安航空会社の路線も拡充し、ようやく海外旅行が日本の中で主流になってきたな。老若男女問わず毎日たくさんの人が海外にでかけていっていたなと。そんなことを思っていました。
嬉しいことに、毎日どこの路線も満席で観光客でいっぱい。
定年後の夫婦の方々も、今月で2回目なの!なんて会話も毎日聞いていました。
ところが、中国で発生したあのウイルスは、爆発的に流行し始め、ほんの一瞬のうちに武漢を閉鎖したとニュースになりましたね。
私たちもニュースで初めて状況を知り、封鎖となれば飛行機は飛べなくなる。そこにいる日本人は帰ってこれなくなるし、日本にいる中国の方も帰れなくなる。
そうなったら、人々がパニックになって空港に押し寄せてくる。
ウイルスだけではなく、これまで様々な世界情勢に振り回されてきた空の人々は、どんなウイルスよりも、そのような状況になった時の”ヒト”のほうが恐ろしいということをよくわかってます。
案の定、封鎖が決まったあとの中国路線は大パニック。
中国の航空会社は一日に6便も出発させたりと、とにかく本当に大変でした。
大変だったことの裏腹に、私たち日本の人々も組織も意外にまったりさんだったんです。
〇まったり伝説1~マスクはぎりぎりまで~
今考えたら、風邪をひいたり体調が悪かったり、もちろん花粉がすごく舞っているいる日だって、マスクをするのは当たり前ですよね。
マスクをすることって、別に悪くない事なんです。
だけど、日本の接客業界って、空の人だけではなく、ホテルや飲食業会もそうなんですが、マスクをすることは許されませんでした。
インフルエンザも、すぐに人にうつりますよね。
小学生のころはシーズンに入るとよく学級閉鎖になっていました。
それでも私たち空の人は、マスクをせずにお客様の前に立ちました。
マスクが許可されたのは、日本国内でウイルスが発生してから何週間か経った後でした。
〇まったりさん伝説2
~島国最強説~
ヨーロッパやアメリカのように陸続きではない島国の日本。
世界のどこかで何かが起こっても、なんとなく他人事に考えてしまいがち。
わかります、その気持ち。
だって、陸でつながっているわけじゃないから。
独立しているように思っちゃいますよね。
海は挟んでいるけど、お隣中国で大変な騒ぎになっているのに
海外旅行に行く日本人は本当に多かったです。
特に2020年1、2月は、卒業旅行シーズンだったり、留学だったり
その当時は、1時間でいけるヨーロッパ!ってロシアも話題になりましたね。アジア圏でいうとタイもよくテレビに取り上げられていましたね。
お客様との会話でウイルスの話をする機会も増えましたが、
口を揃えて言っていたのは、どーせ大丈夫!でした。
のんきだな~と思いながらも、まさかその一か月後に緊急事態宣言なるものが発令されるとは私も想像していませんでした。
入国時のウイルス検査なんて当時は実施していませんでしたが
海外旅行から帰ってきた人たちが続々と発熱をしていたので
おそらくあの頃の空港は今よりも、ウイルスだらけだったと思います。
【ウイルスに負けた】
のんびり島国日本人。
ついにウイルスに負けてしまいました。
世界中の玄関口が、鍵を閉めてしまい、飛行機は飛べなくなりました。
そして国内でも、緊急事態宣言。
全国民、移動自粛。
空の人に限らず、他の企業もテレワーク体制になったり
休業になったりと、日本の経済はストップがかかりました。
ご存じのとおり、空の人はテレワークはできません。
社内でしか使えない特殊システムを使い、航空機の運航の準備をしています。現場に行かないと仕事はできません。
私たち、空の人の仕事は一時的に無くなりました。
長くなりましたが、ざっとこんな感じです。
ウイルスに負けてしまうまで、ほんの一瞬だったなと思いました。
だけど、空の人たちは、これだけでは終わりません。
つづきもまた更新していきたいと思います。
閲覧いただきありがとうございました。
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