【健脳】MBTIで心の健康管理(連載1/3)〜検診結果と考える〜
こんにちは。MBTIの診断結果を使って、自分がどのように心の健康管理をしているか、今日から何回かに分けてお伝えします。参考になれば幸いです。
MBTIの診断結果
まず参考に僕の診断結果を御覧ください。結果はINFJ-Aでしたが、要素別に見てみると[意識]が強めの直感型(N)。それ以外の要素はマイルドでした。
16personalities.comは当然、個人の診断結果を公開しませんが、名前が明かされない状態で、ネット上に多数の診断結果が見れたのでまとめました。
人それぞれ違って、いかに多種多様か良くわかりますね。
タイプに囚われない
MBTIのタイプは4つの二分法で決まります。人の「好みの傾向」をエネルギーと意識と気質と戦術の4要素で診て、それぞれの傾向をどちらかに振り分けた結果に過ぎません。だから2x2x2x2の16通りしかないのです。
もし、人の性格が16通りしかなかったらとても簡単。16個の取説を持つだけで人間関係に悩まなくなります。でもそうはいかないし、逆に16個の1つに自分の性格を決めつけられたら嫌な気持ちになりませんか?
同じタイプでも性格が違って当たり前。同じ感情型でも51%の人と99%の人では好みの強さが全然違うから、それも性格に影響するでしょう。
だから、MBTIタイプは「好みの傾向」をわかりやすくするには素晴らしい道具だと柔軟に考えて、タイプに加えて要素の強さも一緒に考えています。
「好みの傾向」は変わる
「好みの傾向」は、生まれ落ちた時に決まるわけではありませんよね。
人はそれぞれに歴史があります。
どんな家庭に生まれて、どんな環境で育ったか。
どんな友達とどんな遊びをして、何を学んで、どんな仕事に就いたか。
などなど誰一人として同じ歴史を持つ人は居ません。たとえ親子や兄弟だって家庭の立場や役目は違うから、個人の歴史は個別です。それだけ人が生まれ育った環境が多様だから、人の好みが多様なのは当然です。
自分の「好みの傾向」は自分の歴史が作ったもの。
そう思うと、自分の診断結果がなんだか愛おしいものに感じませんか?
なので、これまでの自分の歴史が自分の好みの傾向を作ったように、これからの生活習慣が変われば自分の好みも変化する、と柔軟に考えています。
まとめ
僕はMBTIの診断結果を今の心の検診結果と捉えてます。タイプも4要素も、身体健診のような良し悪しはないけれど、生活の不便を軽くするためのヒントがたくさんあるから日々の生活に役立っています。
そこで次回は、自分なりに、MBTIの診断結果をどのように生活に役立てているのか、お伝えしたいと思います。
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