コパ・デル・レイ準々決勝 レアル・マドリードVSアトレティック・ビルバオ
今朝行われました、コパ・デル・レイ準々決勝、レアル・マドリードVSアトレティック・ビルバオの試合について記事を書きたいと思います。
この試合の見所
スーペル・コパに続き、アトレティックとカップ戦での対決。
前節、バルセロナを破り、勝ち上がって来た好調なアトレティックに対して、攻撃の軸のベンゼマが負傷離脱、南米組が代表帰りでコンディションが気になる中での試合となった。
この試合のラインナップ
ベンゼマ不在の穴を埋めるべく、アンチェロッティがチョイスしたのはアセンシオの0トップ。
他にアザール、イスコでの0トップやヨビッチも選択肢とはあったので、ここが攻撃時に注目するポイントだった。
守備に関しては、左サイドバックのメンディも負傷離脱となり、変わりにアラバが入り、CBにナチョが起用された。
試合を振り返ると
前線からインテンシティ高く守備に入って来たアトレティック。
20分くらいまでマドリーは苦しめられ、防戦一方となる展開で試合が進む。
スーペル・コパの試合では、このハイプレスに対して、マドリーの持ち味であるプレス回避からのカウンターが機能していたが、アトレティックのトランジションの速さ、素早い守備スライドで封じ込められる。
マドリーのカウンターの肝になる、ベンゼマとヴィニシウスでの突破で、ヴィニシウスに関して、ここまでの連戦と代表帰りでのコンディション不足は前半から感じた。
アセンシオの0トップも機能せず、マドリーの攻撃は停滞。
前半途中からロドリゴとアセンシオを入れ替え、若干変化は加わったが物足りない。
後半からどう前線を修正して来るか注目していた。
0-0で前半を折り返したが、アトレティックの方が自分達のサッカーでチャンスを生み出し、マドリーは良く凌いだと言う内容。
後半に入り注目していた前線だったが、陣形は変えずそのまま試合へ入って行った。
この部分に関して、後半早々から大幅に入れ替えて来るとは思ったがアンチェロッティの中で何か策があったのだろうか。
流れは変わらず、60分にヴィニシウスに変えイスコ、76分にクロースからカマヴィンガを投入。
この交代に関しては疲労を考えたとインタビューで答えていたが、この試合に関してはアザール、ベイルなどの交代策もあったので、結果論になってしまうが、チャレンジして欲しい気持ちになった。
88分にマドリーのミスからアトレティックに失点を許す。
この失点が決勝点となり、マドリーはコパ・デル・レイ準々決勝で姿を消す事なった。
今季、タイトル総ナメを期待していただけに敗戦は悔しい。
しかし、アトレティックは勝利に値するサッカーを見せていた。
おわりに
悔しい敗戦となってしまったが、重要なタイトルのUCLとリーグ戦は残っている。
プラスに考えると、重要なタイトルに集中出来ると思うことにする。
こう言う試合のあとは、度々ベンゼマの偉大さに気付かされる。
不在時にどうチームを構築していくか、アンチェロッティの手腕には期待している。
そこの課題が克服しない限り、シーズン後半戦は厳しい戦いが予想される。
次戦のグラナダ戦でどのような試合を見せてくれるか楽しみだ。
最後までご覧いただきありがとうございます。また書いて行きますので宜しいければ見て下さいm(_ _)m