美味しいって。
美味しいって、
触感、甘さの
コントラスト
その微妙なバランスが
いい具合に混ざり合って
組み立てられて
時には間があって。
そんな間に美味しい瞬間があったりして。
例えば、“甘さ”
ただ、“甘いだけ”を表現するのではなく。
甘さにも
コクのある甘さ や
苦味のある甘さ
キンとくる甘さ
儚い甘さ、とか
いろんな性格の甘さがあって。
この子(菓子)にはどんな性格を灯してあげたら
この子だけの美味しい瞬間を表現出来るのだろう?と考える。
もちろん、甘さだけではなく。
食感、触感、ビジュアル、、佇まい。。
そのひとつ一つのカテゴリにいろんな性格があるのだけれども。
そこに、
その掘り出し、組み立て、時に破壊し、
向き合う過程に、
面白みもあるけれど、一筋縄では行かないことも多々あって。
けれど
美味しい瞬間が見つかり
それがちゃんと食べ手にお届け出来た時(伝わった時)の嬉しさったら
この上ないものだから。
早くお届けしたい気持ちを抑えつつ。
もう少し向き合って焼いてみようと思う。
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