米ラボ〜米が出来た
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
CLUB SOABSOの活動の一環として、稲作に挑戦した話の続きを以前書いた。それがこちら↓
手刈りでの刈り入れ収穫とハザ掛け天日干し乾燥を経て、いよいよ脱穀作業。ところがここへ来て雨続き。濡れては脱穀作業が出来ないのでさらに待つこと数日。ようやく最終作業に相なった。
急な日程でなかなか皆さん参加できない中、大岳さんの大活躍とNavi店主のユウスケの手伝いでなんとか完了。干してある稲藁を運び、脱穀機に入れる重労働を地主の本田ヨシユキさんの指導のもと取り組んだのだが、僕等の稲は育ちが良すぎる上に束が太すぎて機械に入らなかったり、ほぐし直したりと余計に大変だった模様。この最終作業は田植えから始まっている。後々を見据えてやる必要がある事を今回学んだので、次に活かせてゆけるだろう。
僕も店営業の後、慌てて戻った頃に石井君ファミリーも合流。ほぼ全ての作業が終えていた。分厚い紙袋に入った籾米が、軽トラの荷台にデデンと積み上げられている。ただ、ここ数日の天気の影響により乾燥機にかける必要があるそうで、近所の本多マサオさんのご協力にて、乾燥と籾摺りをやって下さることに。通常より3週間も遅れているので、その間機械を仕舞わずに待って下さったようだ。ありがたい。
『15%以下の水分にならないと米が潰れるんだ。これは18.9%もあるから乾燥一晩かかるなぁ』
との事。
『出来上がったら連絡するよ』
と言われて待つ事しばらく。ようやく玄米となって手元に届いた。全部で3.5俵=約210kgの米。本田ヨシユキさんによると、通常は2.5俵くらいの収穫のようだからずいぶんと大豊作だ。早速袋を開き、サラサラと我等が米に触れる。ツヤツヤで粒の大きい見事な《*にこまる》。早く食べたい、また楽しみが一つ増えた。
今回、CLUB SOBASOの米ラボとして初挑戦した米作りだった。手伝ってくれた方々には勿論の事、クラブの仲間達皆んなに分けたいと思う。また、来年以降の米ラボを継続するための資金作りとして、これを返礼品としたクラファンも取り組みたい。完全無農薬、有機肥料(鴨たちの糞)、手作業の田植え、手作業の刈り入れ、そして天日干し。昔ながらの本当に美味い米のはず。
美味しそう!欲しいな〜!って思った方、是非是非ご賞味ください。蕎麦宗にて販売も考えています。せっかくの休耕田対策となった活動。何より続けていく事に価値があるからね。
でわでわ、ガンバラナシませう。