余計なお世話?
情報が多過ぎることも重なって、『事前情報』って本当に余計なお世話をしてくれてるなって感じているこの頃です。
もちろん知ってて助かったなーっていう経験もあると思うんですけど、知ってたせいで変に構えてたとか色眼鏡で見てたとかありませんか?
ちょっと前にバイアスっていう言葉をよく耳にしたかと思うんですけど、人間は良くも悪くも持っている情報を元に判断しますよね。
例えば、20代後半フリーター男性、就職歴なし。
40代女性独身。
50代男性、同会社勤務30年。
30代女性、会社社長。
適当に書いてみましたけど、これで皆さんが何か思うかもしれないっていうのも僕のバイアス、偏見だと思います。
ちなみに最初は僕のことなので悪しからず。
こんな感じでこれまでの実体験や、耳で聞いたり目で見たりしたものから人は何らかの形を作ってると思います。
ただ自分が持っている形に当てはまらない時も全然ありますよね?
だからコミュニケーションが必要だと思うんです。
例えば、英語の先生をやっていると、子供との会話の引き継ぎを見てレッスンを計画するのですが、この前あったのは『〇〇アレルギーを持っているようです。会話は控えた方がいいでしょう。』
なんで?って思います。
他にもお父さんがいないとか学校で友達がいないとか、様々な諸事情が書いてあります。
めちゃめちゃネガティブになるとかそれが理由でいじめられているとかであれば避ける方がいいかもしれないですけど、初めましての人の普段なんて知りようがない訳ですよ。
普通に接する、と言うと何が普通かは人それぞれだと思いますが、相手を気にかけながら素の自分で対話をすることはどんな場面でも必要だと思います。
フットボールの試合でも、相手の分析して事前に情報伝えて対策を練る、なんてこともありますけど、実際にキックオフして対戦してみないと本当のところわからないわけですよ。
それこそ相手だって、自分たちの事前情報を持ってい可能性もありますからね。
だから相手の様子を見ながら、適応していくということはコミュニケーションの根っこの部分で、これを理解するのはとても重要なスキルなんです。
その為に、持っている情報は一回壊す、知らないことは一回まとめる。
これをやり続けることに尽きるんじゃないかなって考えてます。
この支援は必ず誰かのありがとうに。