爆発する芸術
「娘ちゃんがリスだったときはね、くるまにひかれてしんじゃったんだ」
こんにちは。
うちの3歳児はリスの生まれ変わりだったのか…。
朝突然言われて「へ、へぇ、そうなんだ。しんどかったねぇ」という微妙な返ししかできませんでした。そんな母を許して。
事実とはかけ離れた事柄を息をするようにこぼす。
果たしてこれは【嘘】なのかそうでないのかと、散々調べて「お、成長にはいいことみたいじゃん」ってなったので、幸せならオッケーです。
そんなリスの生まれ変わりの娘、散歩のときはリスらしく木の実や葉っぱをガンガン持って帰ります。
保育園帰りに近所を散策した時もそうでした。
この日は猫に会ったりJAのアンパンマンの置き物を愛でたりと大変ご満悦で、手にした物すべて携えて家に帰りました。
前日も同じく木の棒や落花を持って帰っています。
これが大きくなるにつれて「知らないうちにポケットに入っている」状態になるのが今から怖くて仕方ない。虫めっちゃ怖い。
さて、持って帰ったのは松ぼっくりと虫食い柿の葉、紅葉した細身の葉っぱ(ハゼかな?)です。いつもはこれを一つ一つ家族に配ったり「娘ちゃんのだいじなはこ」に入れたりします。
しかし今回は誰かにあげるでもなく、かと言ってしまい込むでもなく、ばあちゃんの椅子に座って黙々と作業をはじめました。
「できた!」
一心不乱に葉っぱをちぎり、小さな指で松ぼっくりの平たい部分(鱗片と言うらしいですね)に乗せて可愛いオブジェを完成させていました。
「見て~~~!!!」
母さんやばあちゃんに誇らしげに見せる姿。
なにかをやり遂げた表情はまさにアーティスト。
いやー、カラーもクリスマスでめっちゃ可愛いじゃん。やるね! 3歳児!
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