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うつからの復職 ④日目

二年半ぶりに復職し、3日間が過ぎた。時間にしてたった9時間だけだが、精神疲労は1ヶ月分以上だったと思う。もうヘロヘロです。特にHSPには…。笑

復職前は、リワークで「休みの日は、仕事を忘れよう。」「好きな事をしよう。」とか考えてたのに、いざ迎えた休日。頭は職場の事でいっぱいだった。昨日の衝撃がトリガーとなり、勝手に過去の辛い記憶が上映されるのだ。(これが、フラッシュバックというものなのかな。。)

午後のお昼寝中に、不安でいきなり目が覚める。((((;゚Д゚)))))))ガバッ!すぐ友人に相談する。(←自分の中に溜め込まない工夫)

起きてると自動思考が止まらなくなるから、夢の中へ逃げようと思ったのに…!くっ。

…これはきっと防衛本能が働いているのだろう。心としては、「どうして危険だって言ってるのに、またそこに行くのか。もう行くのをやめておけ。忘れたのなら、思い出させちゃる!」というプログラムなのかもしれない。自分の心が、必死に自分を守ろうとしてくれてる。ありがたいような、余計つらいような。_(┐「ε:)_

わかる、わかるよ、しかし休みの日に気持ちよくお昼寝してる間くらい、忘れさせておくれよ。。

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そんなこんなで迎えた休み明けの出勤日、4日目。またしても、ヘロヘロの状態で出勤。課長室をノックし、3分だけ時間を頂きたい事を伝える。先週あった事や体調、そして今は様々なものがフラッシュバックのトリガーになっていて、辛い事を短めに報告する。課長は、どんな時も話を聞いてくれて、建設的に考えてくれている。本当にありがたい。

「先週の事は、チームの上司からも報告は受けていて、辛かった事も聞いている。勤務中に息抜きで気分転換に外の空気を吸ってきたり、散歩してきたりして良いからね。ただ、いきなり居なくなるとみんな心配するから、そういう時は一言声を掛けてくれれば良いから。」と言ってもらえた事で、とても気分が楽になった。

*上司の上司まで、ちゃんと情報共有され検討されている事。

*声をかければ、息抜きに外へ散歩に行っても良い事。

え?たったそれくらいの事?と思われるかもしれないが、私にとって外の空気を吸える事や日光を浴びる事、自然を見られる事はとても有り難い。

上司同士に情報共有され、良い意味で私の環境について、検討してもらってる事が嬉しかった。(これは人によっては嫌な人もいるかもしれないけど、私は嬉しかった。)

仕事の後リワークへ行き、担当スタッフにこの4日間に起きた出来事を聞いてもらった。_(┐「ε:)_

今までは、自分の気持ちをそこまで上司に伝えた事が無かったので、これで良かったのか…とても不安だったのだと思う。

担当スタッフは、客観的に私の行動の良かった点を挙げてくれた。

1.毎朝自分の体調を、人に伝えられている事

2.予想しないハプニングが起き、自分を避難させてあげられた事

3.休憩後、戻って上司に事情を説明できた事

4.休み中に不安に駆られ、その時すぐに人に相談できた事

5.今回の件を課長にも相談し、堂々と外で息抜きできるようになれた事

これらの行動は、休職前の私は実行出来ていただろうか?変に人の気持ちを勘ぐって、平気なふりをして自分一人で抱え込んでいたのではないか。

そして、勝手にツライ思いをしていたのではないだろうか。今ならそう思える。

担当スタッフに、これらの行動が出来たのは私自身がとても成長している証拠だと思うと言われた。この様な行動ができるようになった私の未来は、これから変わってくるんじゃないか。とまで言ってくれた。


ああ、、勇気を出して行動した事は、良かったんだ。(*´ω`*)


徐々に不安が解けていき、これで良かったんだという気持ちが私を包む。


……とても安堵した。


休職中のリワークで、培ってきた事が身を結んでるような気がした。




つづく




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